「龍ときつね」主宰者の私としましては、昨今の「龍(神)」さま関連の本の増加は気になるところであります。
画像は猫ですが、あさっての方向を向いております。
何冊か立ち読みもさせていただきましたが、安易な「龍を味方につける」「使いこなす」「金運」「著名人は神社に行く」「龍脈」などというキーワードが踊ります。
気になるというか、引っかかるのは、「私利私欲のために龍を利用する」的な考えそのものが、なんだか、どうなのかなあと。
たとえば、友達。「友情とは打算とも報酬とも無縁なもの」というではありませんか。
「友達を味方につける」「使いこなす」「友達運」「著名人が友達」「友達脈(人脈)」
こうやって置き換えると、いかに身勝手かがお分かりいただけると思います。
当然、愛ではありません。取引であります。条件付きの愛などありますか〜?です。
それらの本の中身をちゃんと読んでいないのですが、誤解を生むタイトルが多いなあと、あとは、もし神様を利用するなんて発想であれば、マイナス面も考えに入れておいたほうがいいと思います。比較的、そっち系の本には好意的な私ですが、どうも、「龍を利用する」「龍使い」だのと、ちょっと、違うんじゃないの? と思う今日この頃なのでありました。
龍さんと友達になって、助け合おう!なら、イイかもですが。もらいっぱなしじゃなく、一緒にね。
でも、親しき中にも、礼儀あり、ですから、くれぐれもご注意ですが。。。
「意図の純粋性」が何より大事です。
