映画「ルーシー」を、レンタルで見た。
以前から見たいと思いつつ、なかなか、レンタル屋さんで思いつかなくて今回やっと、です。

おなじみ、リュックベッソン監督
LEONなど、女性が印象的な映画が多いですね。ただ、殺しのシーンが過剰なのでそれは正直苦手です。この映画も、もう1回見るのはしんどいですが、示唆に富む良い映画だったと思います。

脳の機能が10%も使われていないのが、ある物質によって、活性化し、超人になっていく話です。
私自身は、この映画のように、脳の機能次第で超人化すること自体は十分ありうると思います。
というか、今後、実際その方向で未来は進んでいくのではないかと。
ただ、この映画のような破壊的なパワーとしてではなく、「意図の純粋性」の延長線上で、良い意図を持った人のみ、そのパワーを使えるというか、邪心がないというか、そんな感じです。
ロシアの「アナスタシア」しかり。あとは、「子供」ですね。
アナスタシアはすでに、この映画の女性のようなパワーを持つ存在だと思います。

さて、この、スカーレットヨハンセン演じるLUCY、最初の3文字が LUC、リュックなのは偶然か。
いたるところに、リュックベッソン節が見られますが、本当に緊迫感、話を盛り上げていくのがうまい監督です。ただ、少々強引な展開もなくはない。突っ込みどころも多いので、その辺は少し、話の現実味を下げちゃっているかもです。たとえば、悪の組織の復讐なんですが、あれだけのパワーがあるルーシーならもっと早い段階で止めることもできるはずなのに、結局最後まで登場させてしまう。そのため、被害も膨大なものに。
モーガンフリーマンも、ハマり役で、いい味出していましたね。

ただ、派手なドンパチが繰り広げられる映画の中でも、見た人には確実に影響を与えるメッセージが込められているようにも思いました。
「生命の目的は?」との一貫した問い。
自分の身体が変わっていくルーシーも、その辺で悩み、自分が残された時間で何をすべきかと悩みます。超人として達観している部分「死はない」、とのセリフや、一方で、不安にとらわれて、母親に最後の電話連絡をするあたり、その辺のギャップというかアンバランスさがまたいいですね。
深いところで、考えさせられることの多い映画でした。

そもそもなぜ、人間の脳は10%も使われてないんでしょうね?
その辺考えるきかっけになるだけでも、大きな意味があると思います。
とかく我々は、当たり前になっていて、本当はおかしいのに、疑問に思わないことが多くなっているので、目覚めのきっかけになる映画かもしれません。
でも、残酷なので子供は見ちゃいけません。
マトリックスとイノセンスを足したような感じかな。

ルーシー予告編