いわゆる「ポケモンショック」って現象。いろんな言い方があるみたいだけど、これがピンとくるかな。


アニメ「ポケットモンスター」の中で、以下の事故があるまではもの凄い速さのコマ送りが多用されていたようです。

1997年の12月16日放送回では、特にピカチュウが「10まんボルト」を相手に食らわせたときに、視聴者が光過敏性発作を起こし、全国で数百人の救急搬送が出たという放送事故のことです。


私も当日、食事をしながら見ていました。

テレビに対してはよそ見をしていたからか、私はそのシーンをはっきりと見ていません。

眩しいことが苦手な一つの私にとっては、皮肉にも被害を免れた形でした。


その後、各局のアニメ番組等で「部屋を明るくして、テレビから離れて見てください」という注意喚起をよく見かけるようになりました。


例えば、「こち亀」の冒頭では一時期、

♪てってっテレビを見るときは〜、へーやを明るくして離れて見てね♪

って歌ってからのオープニング曲が始まる流れがありましたね。


ちょっと話がズレますが、ドラえもんのDVDを見たことのある方は、初めに流れる「おやくそく」で、

テレビに貼り付くように見ていたジャイアンとスネ夫を、のび太くんが片手ずつ二人の座っている座布団を

「離れて離れて〜、これでよし。」と後ろに引っ張っているのを見たことがあるかもです。


今はブラウン管テレビから液晶テレビにかなり置き換わりました。

ブラウン管のときほど離れなくても、せめて画面の縦の長さ3つ分離れればよいようなことが言われています。

もっと新しいテレビなら、そこまで離れなくてもいいようなことも聞きます。


ちなみに、例えばブラウン管の32型から液晶の32型を購入すると「なぜ画面が小さいんだ!」という声を聞きました。それはそうです。

32型、つまりテレビ画面でいう約32インチの長さは、画面の対角線の長さが32インチですよ、という意味なんですから。


お部屋のスペースにもよりますが、意外とブラウン管テレビの感覚で買うと小さいと聞いていたので、私も初めて液晶テレビを購入したときは42型を選びました。

でも、予定はないけど次にテレビを買うとしたら、というのを考えると、地上デジタルを見るのを基準にするのもなあ、じゃあ何のために買う?と時代の流れを見ながら、壊れそうなときに考えることにします。