こんにちは!
成田万寿美です。

最近、一般の方から、
「司会のコツ」を聞かれることがよくあります。
営業の方なども、司会をされる機会が多いようですね^^

台本どうり進めることは、
慣れれば、誰でもできるようになると思いますが、
それだけでは、本当に良い司会とは言えません。

想定外のことがあった時の「対応力」
状況判断と「アドリブコメント(力)」
場の空気を作る「ボキャボラリーの豊かさ」

これらが備わって一流なのだと思います。

だから、司会者により、その場は大きく変わります。
たとえ、ゲストをご紹介するだけでも、プロは違います。
お客様の期待感を高め、
講師を良い気分にし、
流れをスムーズにし、
会のグレードを高めます。

台本の流れ、話し方、声の出し方、姿勢、視線
アドリブ(力)など・・・
優秀な司会者のスキルは色々ありますが、
今日は・・・
司会当日の、1番大事なことをお伝えします!!

それは、
マイクチェックです!

以前、私の主催する会で、
司会者さんも含め、全体打ち合わせ中に、
早くもお客様がいらして・・・
マイクチェックをできずにスタートしたことがありました。
気になっていたのですが・・・
やはり、トラブルは起こってしまいました!
この日は、対談がメイン!とお伝えし、
会場(レストラン)にも、重々お願いをしていたのですが、
私のスピーチ時に渡されたマイクが入らなかったり、
司会者の声が、小さかったり・・。
明らかに、立ち位置やボリュームのチェックを
十分に行わなかったことによるトラブルでした!

起こったことは仕方なく、
私が自らアドリブで対応しましたが、
この日の私は、笑顔でごまかしつつ、
本当は笑えない気分だったのです・・・。

私が司会をさせていただく場合は、
全体打ち合わせに入る前に、まず司会席に直行します、
そして・・・
自分の責任において、立ち位置とマイクチェックをします。
(音声さんや会場担当者さんに一声かけてからね^^)

進行責任者がいらしたとしても、指示を待たず、
これを優先します。
きちんとした進行責任者なら、その大切さを理解されていますから、
「なかなか信頼できる司会者だな」と感謝されるはずですよ!

どんなに、台本の中身が完璧でも、
マイクの性能、音量、スイッチのある無しを知らずに話し始めると、
全てが台無しになる場合があります。
司会者さんは、自己責任で以下のことを確認してください。

<スイッチの確認>
スイッチがないのに、スイッチを探してモタモタしたり、
スイッチがOFFになっているのに話し始めて慌てたり・・・。
これだけでも、相当がっかりのスタートですよね^^;
最初の第一声が、この日の全ての印象を決めます。

<立ち位置とマイクスタンドの高さ>
話し始めてから、
腰をかがめたり、高さを直すことのないように、
一番綺麗な姿勢で話せるよう、事前に位置決めをします。
基本、司会者のマイクは専用にしてもらってください。
スタップが打ち合わせに使ったり、
他の人と使い回すなど、本来はもってのほかです。

<音量の確認>
プロの音声さんがいらっしゃるような会場なら、
私は、「少しボリューム上げてください」とか、
「ここは声を張りたいので」とか、
「音楽に声が消えないようにお願いします」などなど、
細かにリクエストすることもあります。
音声さんがいらっしゃらない会場なら、
自分の耳を頼りに確認しましょう。
1、後ろまで聞こえているか、
2、自分の声が自分の耳にも心地よく聞こえるか、

この二つだけでも違いますよ。

司会者は、一見、影の存在にみえますが、
本来は、会を司る人!
「マスター オブ セレモニー(MC)」
なのです。
最高の会に導くために、
積極的にどんどん提案もしましょう!

以上のことは、プロだから行うのではなく、
実は、アマチュア司会者さんほど、
マイクチェックは大切にして欲しいのです。

気持ちも落ち着いて、きっと堂々と振る舞えますよアップ

グッドラック('-^*)/


成田万寿美