著者としての責任とは
成田万寿美です。
半年かけて、何度も書き直し、練り上げた、3冊目の「出版企画書」に、出版社さんからオファーをいただきました。
オンラインで1時間面談させて頂く中で、
”構成部分を見直す”必要があると気づきました!
編集者さんの質問とフィードバック
は核心をついていました。
私自身がモヤモヤしていたところをお見通しだったのです^^;
お陰様で、企画書に何が足りないのか、私自身がなぜモヤモヤしていたかが、明確になりました。
一部やり取りをご紹介します。
(問い)
「なぜ、誰の為にこの本を出したいと思ったのですか?」
「読者は何歳くらいの、何をしている人ですか?」
「どんな悩みをお持ちの方ですか?」等
(成田の気づき)
私は、ターゲットを広く捉え過ぎ、絞りきれていなかった!
(問い)
「同じジャンルで、成田さんしか書けないことはなんですか?」
「このコンテンツを実践したら、読み手はどうなりますか?」
「成功事例をいくつか聞かせてください。」等
(成田の気づき)
成田しか書けない、
成田万寿美だから書ける内容を掘り下げることができました。
(フィードバック)
「読者が自分のための本だと思える何かがが足りない気がします。」
「シェフの美味しい料理はわかります。でも読者としては、
その料理を作る過程やシェフの人柄をもっと知りたいです。」
(成田の気づき)
私自身、スキルやHow to 本にだけはしたくないと思っていたはずなのに、
いつの間にか自分の集大成の本を出したいという想いが溢れ過ぎていたことに気がつきました。
そうだ!誰のための本なのか。
結論
一方通行の情報提供ではなく、読者の強みを引き出し、
課題に寄り添い、「自分にもできる」という、それぞれのゴールを明確にする。
その上での<成田の体験と実践方法>を紹介する。
大事にすべきは、
双方向のコミュニケーション!
そう!読者さんとの対話です♡
これって…
私が仕事で大切にしている、
"コーチングマインド"と同じでした。
とはいえ、書籍の中で、どのように”読者さんと対話”をするか?
そこに向かう過程を考えることが楽しみになってきました♪
成田の感想
売れない本を出せば、出版社の倒産もあり得る今の時代。
お声がけ頂いたことに感謝で一杯です。
だからこそ、「濃密な本音の対話」が心地よく、
対話の目的は
〈本を手に取ってくださるお一人お一人に、
「自分のための本だ!」
と思ってもらえような内容にすること!>
書き手は、その一点に向けて、
出来る限りの伝え方を文字表現をすること。
そして、
お声がけ下さった編集者さんに報いる努力をすること!
この2点が、著者としての責任です。
どんな仕事にも共通することかもしれませんね。
おわりに
テーマはまだ公開できませんが、
私が長年、報道キャスターやスピーチコーチとして携わってきて確信している”コミュニケーションの本質”を、
全て公開します。
部下に慕われるリーダーは、
「話し上手」でも、「プレゼンの達人」でもありません。
人と上手く話せない、部下の育て方がわからない、
とお悩みの方に、
「話し上手でなくてもいいのだ」
「人や部下と話すことが楽になった」
そして、
「本なのに成田さんと話しているようだ」
と感じて頂けるような内容にしたいと考えています。
道はまだまだ遠いかもしれませんが、
完成した暁には、改めてお知らせいたします。
応援していただけたら幸せです♡
成田万寿美