こんにちは!
成田万寿美です。

今日は、声や立ち居振る舞いの視点から
「リーダーのあり方」について考えてみます。

実は最近、政治家の「声と言葉」に
アンテナ立ちっぱなしの私です。

先日、大阪市長が市民団体の代表と、
罵声の浴びせ合いをしている光景をテレビで観ました。

ヘイトスピーチのことは、ここでは置いておきますが、
市長が「おまえなぁ」を連呼し、
「悔しかったら市長になってみろよ」と言い返し、
最後には「帰れ、かえれ!」と怒鳴る。
まるで、子供です!!!
テレビカメラの前で、品格も知性もないことを印象づけてしまい、
相手の思う壺でしたね。
相手は、自分のことをどう思われても恐れていないわけで、
市長を挑発するのが狙いだったのでしょうから。

市長は公人なので、僭越ながら言わせていただきますと、
私は、以前から、あの方の高圧的な「声と言葉遣い」だけで、
話を聞く気になれませんでした。
生理的に嫌なのです。

「嫌いで結構」と怒鳴られるかもしれませんが^^;
リーダーや、人を導く立場の人は、
それではいけないと思うのです。

国会で「うちわ」片手に大臣を追求する
元キャスターの女性議員の声も、
以前とは変わってしまった気がしました。
おっしゃっていることが、ごもっともなだけに残念でした。

誤解を恐れずに、結論を言いますと、
声と話し方で、あなたの言葉の影響力が変わります。

「話の内容」はどうでもいいということではありませんが、
話の内容がどんなに素晴らしくても、
伝わらなければ、意味ないですよね!!

先日辞職した二人の女性大臣を思い出してください。

「辞職の意志」を伝えに官邸に現れた時から
二人は対照的でした。

元法務大臣は、
サバサバした様子を身体中で示すような歩き方で、
ヘラヘラ笑顏(に見えた)です。

一方、元経産大臣は、
背筋を伸ばし、まっすぐ前を見て、
神妙な表情でした。

あなたは、どちらに好感を持ちますか?

辞表が受理された後の記者会見はどうでしょう?
辞任する理由は、
どちらも似たようなお粗末な内容ですが、

前者は、やはりヘラヘラ笑顏で、無駄に言葉が多く、
未練が見え見えでした。
私人としては、気さくな女性なのかもしれませんが・・。

後者は、覚悟が決まったような、きりりとした表情で、
ゆっくりと、正直に言葉を選んでいるように見えました。

あなたは、どちらの言葉に耳を傾けたくなりますか?

笑顏は、素晴らしいものですが、
時と場合によっては、言葉の重みを軽くします。

あの方達に、こういうことをアドバイスする人がついていないのだとしたら、
多くの取り巻きがいらしても、「裸の王様」ですね。
私が親しい関係なら、
辞任会見での「真っ赤な口紅」もやめていただきますけどね^^
あのシーンで、晴れやか表情をすることは、なんのメリットもないですから。

さて、最低限、リーダーに大切なプレゼンスは、

姿勢や歩き方を変える。

表情はTPOに合わせる。

声のトーンや言葉遣いは品格。

”強く自覚する”ことです!

見た目や、声の印象を軽んじてはいけません。
これだけでも、
ぐぐ~と、想いが伝わるようになりますよ('-^*)/



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ご一緒しませんか(^-^)/
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