こんにちは!
成田万寿美です。


「笑声®レッスン」を受講中の方から、
こんなご質問メールが届きました!

同じお悩みをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんので、
シェアさせて頂きますね('-^*)/


「電話で話している時、相手から、声が小さい、
聞き取りにくいとよく言われます。

でも、受話器を遠ざけたくなるくらい大きな声で
話をされる方もいらっしゃいますよね。

相手にとって心地よい、聞き取りやすい音量で話をするには、
どうしたらよいのでしょうか?」



成田万寿美 オフィシャルブログ ~一瞬で心をつかむ”笑声力”~

はい、お答えしますね。

原因として考えられるのは、大きく分けて二つ

1、感情の問題

相手から「声が小さい」と言われる時の、
心の状態(気持ち、感情)はいかがですか?

不安や緊張や遠慮がある相手と話している時、
無意識に声が小さくなっていませんか。

信頼している人や、安心出来る相手と話すときは、
身体がリラックスし、喉が開き、声が出ているものです。
その声こそ、あなたの最も魅力的な”地声”です。


2、呼吸や発声の問題

電話で「声が小さい」「聞き取り難い」と言われる人は、
相手にではなく、電話機の送話口に向けて、
口先で話していることが多いように思います。

逆に、電話で話すときの声がボリュームアップする人は、
相手の話しを聴くことより、自分の言いたいことに意識が向いていて、
無意識に相手より大きな声を出そうと喉声を張り上げています。
時に不快感を与えることがありますので要注意です。
「大きな声」と「通る声」は違います!


では、どうすれば良いか!ですね('-^*)/

まずは、「第一声でラポール(信頼関係)を築く」
私は、クライアントさんと、電話でセッションをしますが、
第一声に細心の注意を払います。
すると、相手の第一声からも、心の状態が感じ取れます。
「なんかあった?」なんて言ってしまうので、
みんなに嫌がられています(笑)

それほどに、第一声は大事なのです。
ゆっくり、大きな呼吸をし、リラックスした声で名乗りましょう。
「成田です!おはようございます!」なんて。

このひと声で、目に見えない安心感が伝わります。

次に、あなどるなかれ、「姿勢」です。
背筋を伸ばし、首から伸びるように胸を張れば、
堂々とした印象の声になりますよ。

そして、「視線」も重要です。
声は視線の先きに飛んで行きます
声が小さいと言われる人は、
うつむいて話していることが多くないでしょうか。
下を向いて話せば声も下に落ちますから、自信無さげな声になります。

顔を上げて、視線を前に向ければ、声は前に出て、
電話の向こうの人に届きますよ。

最後に、いつもお伝えしていることですが、
「相手の声に寄り添う」です。

ペーシングとも言いますが、声の大きさ、スピード、トーンを
少しだけ、相手に合わせてみて下さい。

合わせるのが難しいようなら、
「相手の声ってどんな特徴かな?」と、意識するだけでもOKです。
自然に相手の声に寄り添えていますよ。

声は「質」ではなく、「印象」です。


さぁ!今日も、
顔を上げて、口角上げて、お腹から声出して行きましょう
音譜


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発声・滑舌だけでは得られません。
身体全体が楽器であり、心が音色を奏でます。


成田万寿美