こんにちは!
元TVキャスター・スピーチコーチの
成田万寿美です。
「生成AIプロンプト・エンジニア」としては、
「AI✖️人間力」をテーマにしています。
AIの進化のスピードには驚くばかりですが、
進化とは、「技術」ではなく「対話力」の向上なんです♡
「AIはなんだか難しそう」と思っていませんか?^^
実は人生経験豊富な”50代以上の人こそ、
”AIさんと相性が良いんです!
その理由をまとめてみました。
(もちろん、50代以下の方にも知って欲しいです。)
1. 「AIが怖い」「今さら無理」を打ち消すたった一つの視点
「AI?難しそう」
「私には必要のない世界の話ね」
「今から学んでも追いつけないよ」
もしあなたが、心のどこかで漠然とした不安を感じているとしたら、どうかご安心ください。
それは、あなたが人生経験豊かな、思慮深い人である証拠です。
私は60代のコミュニケーションコーチで、
元テレビキャスターです。
人対人の世界で生きてきた私は、一時は新しいデジタル技術やAIに対して壁を感じていました。
でも”新しいもの好き”が幸いして、生成AIプロンプトエンジニアとして学ぶ中、AIを「対話の相手」と捉え直したことで、こだわりの視界が晴れ、どんどん見える世界が変わりました。
その真実は―AIとの関わりは、
「技術」ではなく「対話」で決まる、ということでした。
あなたの豊富な人間力、長年培ってきた「対話力」さえあれば、
AIは難しい存在ではありません。
むしろ、あなたの人生を豊かにする最高の相棒になります。
私が現在、コミュニケーションコーチとして、
人の「可能性を引き出す対話」を追求していますが、
驚いたことに、AIとの対話も全く同じでした!
大切なのは、ネット検索のようにAIに答えを求めるのではなく、
あなたが何を問い、
どういう目的をAIに伝えるかが ”回答の質”を上げる肝です。
何より、あなたの持つ深い人間力と人生経験を活かして、
AIの無限の可能性を引き出す「質問力」が求められています。
AIを「難しい技術」ではなく、「対話の相手」として捉え直すだけで世界観が変わりますよ!
2. AI時代こそ「聴き上手」が必要:キャスターが気づいた対話の真髄
AIとの関係は「技術」ではなく「対話」で決まるとお伝えしました。では、なぜそう断言できるのでしょうか?
私は長年、コミュニケーションコーチとして活動していますが、
実は、人見知りで、対話が苦手な時期がありました。
華やかなキャスターという職業とは裏腹に、
自分から上手に話すことに自信を持てなかったのです。
そんな私が仕事のオファーを増やし、
コミュニケーションのプロとして認められるようになった転機は、「話し上手」になることをやめ、「聴き上手」に徹する
と決めた時でした。
コミュニケーションの真髄は、
一方的な「話し上手」にあるのではなく、
相手の言葉の背景にある「想いを深く汲み取る「やり取り(対話力)」にあると確信したのです。
驚くことに、AIに出会ったとき、全く同じことを感じました!!
AIは、一見すると私たちの問いに瞬時に答えてくれる「話し上手」に見えます。
しかし、あなたがAIを「最高の相棒」にできるかどうかは、
AIの回答を鵜呑みにせず、その裏にある情報構造を読み解く力、
つまり「聴く力」にかかっています。
「AIの回答は、私の求めているものか?」
「私の質問の意図が、正しく伝わっているか?」
このような問いかけ(対話)こそが、
AIを単なる電子辞書から、あなたの人生を豊かにする「相棒」へと変えるのです。
豊富な人生経験を持つ、50代以上の世代は、
人と人の対話で培ってきた「行間を読む力」や「本質を見抜く力」という名の「人間力」を持っています。
これはAIが絶対に持てない最強の武器なのです。
AIとのやり取り(対話)は、
まさにあなたの「聴く力」を試すことにもなるでしょう。
3. AIを「優秀な相棒」にする最初の一歩:人間力が活きる質問の心得
AIとの関係は「対話力」で決まるとお伝えしました。
では、具体的に私たちはAIにどう話しかけ、
どう「相棒」として付き合えば良いのでしょうか。
結論から言うと、
「AIを自分より賢い先生だと思わない」ことです。
豊富な人生経験を持つ50代以上世代が、
若い部下や後輩と接するときと同じように、
AIを「育てていく」という気持ちが大切になります。
AIとの対話における「質問の心得」は、
以下の二つに集約されます。
心得 1:質問を「問い」ではなく「依頼」にする
優秀な部下や秘書に仕事を任せる時、
「〇〇して」と具体的な目的を伝えますよね。
AIも同じです。
例えば、「事業計画を考えて?」といった一問一答ではなく、
あなたの経歴を伝え、
「私の50年の経験を踏まえた上で、この事業計画の柱を3つ探してください」
といった、**あなたの知恵や視点を前提に入れた「依頼」**
の形で問いかけます。
心得 2:「答えの先にある意図」を問い直す
AIが素晴らしい解答を出したときこそ、立ち止まってください。
それは本当にあなたの課題の本質を解決しているでしょうか?
「なぜその解答になったの?」
「別の選択肢はありませんか?」
さらにAIの解答を深掘りする「対話」を続けること。
これが、AIを単なる情報源ではなく、
あなたの思考を拡張する「相棒さん」にする鍵です。
人生で培った「相手の言葉の意図を汲む力」を、
今度は、AIとの対話に持ち込みましょう。
これまであなたがやってきたことです^^
私たちだって、一問一答では相手を意図を理解出来ませんよね。
全く同じことです。
目的(GOAL)に向けて対話することで生み出される成果は、
あなたの時間と心を豊かに変え始めます。
4. 人見知りだった私が、AIを最高の相棒だと確信したワケ
私はコミュニケーションコーチになる前、
テレビキャスターとして20年間活動していましたが、
目指した理由は、話すことが好きだったからではないのです。
実は、私は根っからの「人との対話が苦手な人間」でしたから、結構苦労しました(笑)
自分の意見をうまく伝えられない、気の利いた言葉が咄嗟に出てこない。
特に生放送の現場では、「話すこと」への焦りや恐れを常に感じて緊張していました。
こんな自分を変えたくて飛び込んだ世界だったのです^^;
そんな私の転機は、
思い切って「話し上手になる」ことを諦め、
「聴き上手」になることを目指した」ことでした。
インタビューの時など、相手の話しをただ聞くのではなく、
「なぜそう感じたのか?」
「その先にどんな意図があるのか?」
「これは本心か?」と、
相手の背景を深く汲み取ろうと集中した結果、
どんどん人に興味が湧き始め、
対話することが楽しくなっていきました。
不思議なことに、
この頃から私への仕事のオファーが増え始めたのです。
コミュニケーションの本質は、
言葉の巧みさではなく、相手の想いに寄り添う「やり取り(対話)」にある。
この確信を得たとき、私の中の「コミュニケーションの壁」は崩れ去りました。
・・・そして数年前、AIと出会ったとき、
キャスターとして得た確信と全く同じ感覚に襲われました。
AIの初期の回答は、
時に的外れで、役に立たないこともあります。
それは、かつての私が「話し上手」にこだわり、
相手の意図を汲めなかった時とそっくりでした。
そこで、その後身につけたコーチングのスキルも取り入れて、
「なぜそう思うのかな?」
「私の質問の意図が伝わってるかな?」
と、人と話すように粘り強く対話を続けた結果、
AIはまるで私の思考を補完してくれるかのような、
驚くべき回答を返してくれるようになりました。
AIは、私たちの人生経験や人間力を否定したり無視する存在ではありません。
むしろ、私たちが長年培ってきた「聴く力」「意図を伝える力」を最も必要としている、最高の「相棒さん」なのです。
一問一答で正解を求めるのではなく。
相手の可能性を引き出す”対話”を楽しむ。
これは、私たちが人との関係で学んできたことですよね。
人生経験を重ねてきた50代以上の私たちが身につけたている
「人間力」こそが、AI時代を豊かに生きる最大の強みだと確信しています。
5. 人生を豊かにする「AIとの新しいお付き合い」を始める時です!
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
50代、60代の私たちがAIについて考えるときに大切なことは、
技術の進化に焦点を当てることではありません。
私たちが人生で培ってきた、
「人間力」と、AIとの間に「いかに豊かな対話(やり取り)」を築けるか。その一点です!
AIは、私たちの持つ、
「質問力」「聴く力」「意図を伝える力」を最大限に引き出し、
私たちの時間、心、そして創造性を豊かにしてくれる最高のパートナーです。
人との対話次第で、人生が豊かになることを知っている私たちだからこそ、AIとの新しい「お付き合い」も上手に楽しむことができます。
「今からでは遅い」
なんてことはありません。
あなたならではの「人生経験」という最強の武器を手に、AIという優秀な相棒とともに、人生の次のステージを歩み始めませんか。かけがえのないパートナーに育てませんか。
今後もAIとの対話を深めるヒントをお届けしていきます。
次回予告:
AIに質問する前に考えるべき「あなたの問いの意図」とは?
―コミュニケーションコーチが伝えるAI時代の質問力ー
では、また次の記事で!
成田万寿美
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