前回の記事の続きです。
Aさん:先に会社を辞めたBさんから話がなかったと怒っている人
Bさん:Aさんが怒っていると思うから、ずっと気にしていたけど連絡できなかった人
Bさんは
たくさんのごめんなさい
を抱えたまま会社を辞めたように
感じました。
辞め方がひどくて、
同僚や後輩には伝えずに辞めたそうです。
結果、Aさんを含む、
何人もの同僚や後輩から、
あかんなー
と思われているようでした。
Bさんはみんなに攻撃されているように
感じられました。
攻撃されるということですが、
心の世界の見方でみると、
Bさんが攻撃されているのではなく、
Bさんがみんなを攻撃させた
の図式になります。
Bさんはこの出来事の前から、
ずっとこの傾向がありました。
現にAさんが
「あの辞め方ないわ」
とずっとムカムカしていたわけなので。
きっと後輩たちも、
ムカムカしているか、
どうでもいいわとあきれているか、
よい印象はないでだろうなと、
今までの流れもあって、
想像できました。
「Bさんがみんなを攻撃させた」
は
どういうことか?
無意識のレベルで、
Bさんが自分自身に強い怒りを感じている場合、
周りの人を使って、
自分自身に怒りをぶつけさせる
ということをやっている
という考え方があります。
怒りの3形態のうちのひとつ、
受動攻撃性
と呼ばれるパターンです。
「怒りの3形態」の詳細はこちらの記事で。
相手を怒らせることで、
不快な気持ちにさせると同時に、
ほらやっぱり僕は怒られるに
ふさわしい人なんだと
自分を責める材料にもできますし、
怒らせているという自覚はなく、
怒っているのは相手なので、
自分は悪くない
という被害者の立場に
いつづけることができます。
被害者の立場がいいのは、
自分は変わらなくていい
という安心感がある
ところになります。
決して楽をしたいわけでは
ないと思います。
自分に問題がある
ということを認めるのが
怖いのだと思います。
きっと怖すぎるのだと思います。
もし自分に問題があったとすると、
これまでの行い
やってきたことや、
やってこなかったこと
がとてつもない勢いでのしかかって
くることになりますので、
無意識的に抑圧
をしている状態なのだと
いう捉え方があります。
非常に複雑ではあるのですが、
どうして、
「Bさんがみんなを攻撃させた」
のか、
に立ち戻って考えると、
Bさんがめっちゃ
自分のことを悪いと思っているからです。
強烈なごめんなさい
があるからです。
どうしてか?
本当はみんなと一緒に仕事をしたかった
辞めたくはなかった
みんなと一緒にいたかった
みんなと助け合いたかった
長年の付き合いから、
そんなBさんの純粋な想いを感じます。
その想いが強ければ強いほど
どうなるか?
辞めてしまう自分が許せない
ほんまみんなごめんなー
俺最低やわー
と、
現実と
純粋な想いのギャップで、
苦しい思いをするのだとと思います。
ギャップが大きければ大きいほど、
強烈なごめんなさい
が生み出される心のメカニズムがあると
感じ取れます。
つまり、
みんなのことが大好きすぎる
度合いだけ、
ごめんなさい
も大きくなる図式です。
みんなと一緒にいたかった
みんなのこと大切に思っていた
Bさんの本音はそこにあるように思いました。
Bさんは本当にいい人だなと感じました。
私も、昔はしょっちゅうBさんに
キレれていましたが・・・
また、一緒に仕事すると
キレるかもしれませんが・・・
そういう感じ方で接すると
Bさんにも
あかんでーとダメ出しをしたり、
怒りを感じたりするより、
ぜひAさんと仲直りしてほしいな
という気持ちになります。
そのあと、
そんな思いで話を続けた結果、
Bさんは言いました。
「また1か月後くらいに、連絡しますわ」
今でもいいのではと思ったのですが、
そこはつっこまず、
「ぜひぜひAさんもきっと嬉しいと思うよ」
と伝えました。
そのあと、どうなるかはわかりませんが、
2人が仲直りすればいいなと思ってます。
Aさん、Bさんそれぞれの良いところが
感じられたので、
心の勉強していてよかったな
と思いました。
勝手な想像かもしれません、
妄想かもしれません、
でも、
結果的に2人が仲良くなるきっかけに
なれたように感じていますので、
いい感じに話せたなと思っています。
心理学の勉強も
日常生活の役にたつ場面がありますよ
というお話でした。
ここまでお読みくださりありがとうございました。
