先日、心理学を共に学ぶお友達と、
お遊びで、ビジョン(未来にこうなりたい自分のイメージのようなもの)
を描く練習をしてみようと言う話になり、
それぞれ紙に書いて、書いたことをお話することをやってみました。
結果、みんななぜか、
しんどいわー
という感想になりました。
感想としては、
やらないといけない気持ちになる
とか、
なんか全然でてこないとか
とか、
いいビジョンがでてこない
とか。
さすが、私のお友達です。
その話を聞いて、
なんだか、嬉しくなりました。
正直に自分の気持ちと向き合えている姿が
素敵だなと思いました。
ビジョンとは、
理想的な未来のイメージを描いたもの
というような意味で使われることが
多いかと思います。
カウンセリングというより
コーチングでよく使われる用語ではないかと
思います。
コーチングでは、
コーチはクライアントにビジョンを描いてもらい、
それが達成すると
どんな景色が見えますか?
とか
どんな感じがしますか?
など質問をして、
クライアントさんのワクワクエネルギーを
引き出し、
よしそのためにがんばろう!
という行動力アップにつなげる手法
と私は理解しています。
コーチングも勉強していたころ、
私にはこの方法は合いませんでした。
ワクワクしない
というのが、
当時の感想でした。
コーチと話していると、
ワクワクしてほしい
というコーチの意図を感じてしまい、
ここは、ワクワクしなければ!
という感じで、
「それが実現できれば、う、う、嬉しいです・・・」
みたいな答え方をしていたように感じます。
(私は、当時、相手の期待に応えなければ
という観念があったようです。)
コーチングセッションが
終わると
どっと疲れがでて、
やる気も何もあったものではない状態に
なってしまうパターンです。
どうして、私にはうまく機能しなかったのかなと、
カウンセリングや心の知識を学んだ今、
改めて考えてみました。
それが実現できたらワクワクするという
感覚も素敵です。
でも、それが実現できていない今は
どうなんでしょう?
実現していない今、
しんどいとかつらいとか、
ネガティブな感情でいっぱいの私が
具体的な理想の未来を描き、
それを言葉にして書き出して、
10年後、5年後、1年後
っていう
やり方をすると、
今の自分を否定している
ということになるのでは
に気づきました。
今がダメ
だから、未来が必要
という無意識の観念
が私にはありました。
ビジョンを描き、
10年後、5年後、1年後
というプランを立てれば立てるほど、
ワクワクという感情
にエネルギーを注ぐより
今の自分がダメ
という
自己嫌悪の感情
にエネルギーを強く注ぐ
結果になってしまっていました。
結果、ますます、
行動できなくなり、
現実は、
10年後、5年後、1年後
というプランからかけ離れ、
実現できていない自分を責め、
ますます自己嫌悪が強くなり、
ますます行動できなくなってしまう。
そんな
悪循環
に陥っていました。
ある時、
私は、具体的な
10年後、5年後、1年後
のビジョンを描くのをやめました。
ある程度、こうなったらいいなという
漠然したイメージはありました。
が、
それは、具体的なビジョンではなく、
10年後、5年後、1年後
といったプランもなく、
ただ、今できることをコツコツやろう
という方針に切り替えて、
苦しい時期を乗り越えました。
結果、
行動力はつきました。
自己嫌悪も減りました。
そして、
悪循環
から抜け出せた自分がいます。
ビジョンを描くのがしんどいのであれば、
試しに一度
ビジョンやプランを描くのをやめて、
ただ、今できることをコツコツやる
という方法も試してみてはいかがですか?
最初は大した行動はできないかもしれません。
理想の自分とはかけ離れているかもしれません。
でも、1歩1歩でも、前に進むということが、
大切かなって思います。
それは、山登りのようなものかもしれません。
1歩1歩の積み重ねですが、
山を登り続けていると、
いつかは
ハッとするような、
素敵な景色が目の前に見えてくるかもしれませんね。
そして、
道案内してくれる人
がいるともっと楽な登山になると思います。
(私はこのことに
気づくのに何年も費やしてしまいましたが・・・)

