昨日より、いよいよ札幌市長選挙が始まりましたね。

札幌の未来を決める大切な選挙です。


さて、わたくし成田祐樹は 「秋元克広」 さんの第一声に行ってきました。
秋元克広さん第一声


市民党の代表として市長選に出られた秋元さん。札幌市の前副市長としての実績だけではなく、アークス・横山会長、昭和交通・加藤社長など、市内経済界からも応援演説が入り、秋元さんの必要性を訴えておられました。


政党関係者も民主党、維新の党、新党大地、社民党、市民ネットワークなど多くの方が市民党の秋元さんの応援にかけつけておりました。公明党は自主投票を決めており自民党候補の支援はしないそうです。


こういった様々な要素からも、秋元さんのバランスの良さが伺えます。


さて報道などをみますと自民党市長候補の方は積極財政を掲げているそうです。今まで札幌が疲弊していたのは緊縮財政のせいであると。果たしてそうでしょうか?


景気が回復しなかったのは、札幌に限らず全国各地でサブプライムローンを起因としたリーマンショックによって不景気の波を引き起こされた事が原因ではないでしょうか?それを緊縮財政のせいにするのはちょっと筋違いな感じもしますね。




もちろん、札幌市が今後も人口が増え続け、街として広がっていくのであれば積極財政にも理解は示せます。人口増による税収増によって回収もできるからです。



しかし、人口が減れば出来ることはだんだん少なくなります。維持することすら難しくなります。少なくとも人口を維持できれば、地下鉄の延伸でもその他の投資でも、できるチャンスは出てくるわけです。年々増えつつある介護保険料も人口が減れば相対的に保険料も上がっていきます。積極財政のツケは必ず市民生活の別な部分にまわってきます。

人口減少時代に差し掛かった今は、積極財政よりも人口減対策に力をいれるべきです。よりいっそう子育てや教育の支援、雇用確保を目的とした企業誘致をおこない、出生率増加につなげる施策をうつべきです。その中でも第一声に「人口減対策」を大きく掲げていた秋元さんが、一番現状の地方の実態や問題および自治を理解されている方だと思います。