あけましておめでとうございます
2011年になりました。

本年もよろしくお願い致します。
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昨年12月頭頃まで、次期選挙に出るか非常に悩んでおりました。

いわゆる、一人会派での活動には限界があると感じたからです。
予想はしていましたが、28人中1人だけの影響力というのは、正直ほとんど無いなと。・・・いや、発言する機会があるだけマシなのでしょうか。年間20分だけですが。

新市立病院問題も、全く問題点がずれたまま議論が進み、解決には至っておりません。
オール与党体制のまま、全く病院運営の話が議論されずに新市立病院が建設される事に対して、非常に違和感を感じざるを得ないからです。

簡単挙げるだけでも以下の問題点があります。

1・人口動態を考えた小樽市内の必要病床数が計算されていない 
(15年後に患者数ピークが来るという点ばかり主張し、その後の著しい人口の落ち込みを計算していない。)

2・その結果、将来的には市立病院と民間病院の間で患者の取り合い・共倒れになる『医療版マイカルの再来』の可能性が高い

3・再編ネットワーク協議会が医師会の同意無く終了させられた。これによって、小樽市内でどの診療科目がどれだけ必要なのか議論できずに終わった。

4・起債に至るだけの充分な運営状況にない。(不良債務比率、資金不足比率)

5・388床148億の事業計画。民間病院だと総事業費65億程度でできる

6・当初計画よりも医師が三名減り、運営自体大きな変更を求められるのに、建設計画に変更はなし。

7・起債償還計画がA3の紙切れ一枚で提出される。しかも10年分のみで病床利用率は毎年90%の変わらない値で推移。現実的には不可能に近い。

8・医療センターは公立病院の中では運営は良い方であり、また所持している脳外科、心臓血管、循環器に関しては、他の民間病院では担えない部分が多い。当初はこの医療センター中心に残す計画だったはずなのだが、全部を残すことに。

9・病院内スタッフの同意すら得られていない。医療従事者の中で疑問が多数出ており、この計画を強力に推し進めているのは行政職と市議会だけという状態。

10・なぜなら縮小した場合職員を切らなければならないから。組合上がりが要職を占める小樽市ではそれはしない。あげくに、退職金を支払うとそのお金で小樽市が破綻する可能性も

11・一部医師には勤務に相当な負担がかかっており、状況によっては撤退しかねない状態。起債金額がでかければそれだけ医療従事者に償還の負担がかかる(当然撤退の場合は、医療崩壊と退職金による小樽市破綻のダブルパンチ)

12・市立病院の箱物に重点的に投資を予定し、医師会運営の夜間急病センターの再配置や協会病院の産科などはないがしろ。このままだと、後者二つは撤退の可能性が高い。


パッと思いついたのを書いただけで、この位はあるでしょうか。
逆にこれだけ問題があるのに、問題を感じない議員がいるのが不思議でしょうがありません。


次期選挙後にも一人で活動するような事になるのであれば、お飾りになってしまうので考えてしまいましたが、同じ想いをしている方が多数立候補するようです。想いが集まり、その結果影響力を持てるのであればと思い、もう一期だけチャレンジしようと思っています。