以下、市のHP(第4回市立病院改革プラン「再編・ネットワーク化協議会」の協議内容)より抜粋

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第4回市立病院改革プラン
「再編・ネットワーク化協議会」の協議内容
・市立病院改革プランに係る再編・ネットワーク化について(中間報告)たたき台を基に協議した。

「1. 小樽市の地域医療の現状について」
■主な意見等

医療施設数や病床数は全道平均よりも高い水準だが、医師数はこれに比べ充分ではない。

「2. 市立病院、公的病院の状況」
■主な意見等

入院、外来で患者数が減少しているのは、すべて勤務している医師数が減少したことが要因である。
外来で病院の患者数が減少し、診療所の数が増加しているのは、両方の関係からは望ましい姿だ。初期診療は診療所が中心となり、専門的な診療が必要な場合は病院へ紹介してもらうという流れや急性期病院の役割、診療所との役割分担などを市民にPRすることが大切だ。

「3. 小樽市の地域医療の課題」
■主な意見等

地域完結型医療体制の確立は、地域の診療所と病院の両方の協力があって出来上がるもの。
現状では、市内でほぼ完結できる医療レベルがあるので、診療所と市内病院との協力関係が必要と考える。
地域の課題として小児救急や精神科の救急も緊急度の高い脳神経外科や心臓血管外科、循環器科と同様に扱うべきと考える。
救急については、医師数が不足していることと診療科が細分化されていることで救急を診る医師の絶対数が不足しているなど、現状の医師の負担が極めて大変である部分を市民に理解してもらうことが必要だ。
周産期医療を維持する体制への対策は早急に必要と考える。
小樽市内に呼吸器科は必要である。結核病棟の今後の対策は市と病院とで引き続き協議していく必要がある。

「4. 市立病院の当面の方向性」
■主な意見等

方向性としては市立病院のスリム化を検討しながら当面は現状の体制で運営するということか。
スリム化するため、具体的に削減する診療科を考えなければならない。連携を検討する他の病院の事情などを考えると早く結論を出す必要がある

「5. 今後の協議の方向性
■主な意見等

来年10月をめどに素案を策定する方向だが、最近は1年で医療環境が大きく変化する。できるだけ早急にまとめることが必要だ。
市立病院の今後の方向は、他の病院の今後の計画にも関連する。早急に今後の協議を進めることを要望する

■協議のまとめ

本協議会は、6月4日の第1回協議会から都合4回の会議で協議を行ったが、再編ネットワーク化は短期間で結論を得ることが難しいため、今回は第1段階として「地域医療の現状認識と市立病院の当面の方向性」について中間報告を行い、今後1年程度の期間の中で協議を進め、まとまり次第最終報告するとの結論となった。
またその後も本協議会を存続し、再編ネットワーク化を進めていくにあたり意見交換や協議の場とすることが了承された。

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なぜ、このようなまとめになってしまうのか。
「早急に協議を進めて欲しい」との要望が出されながら、「短期間での結論は難しい」とのまとめが出されています。

?????
理解できません。
自分に国語力が無いのでしょうか?
なぜ早くに協議を進めようと努力をしないのか

一体誰が協議のまとめを作成し、主導権を得ているのか。非公開にしているから全く様子が見えません。一年かかる理由をまずは公開してください。どうしても、この件に関しては市側の怠慢にしか思えません。