それでは視察の続きです。
埼玉県は川越市に行ってきました。
城下町として栄えた、川越の歴史的な町並みの保存を調べるためです。ちょっぴり写真は暗くて見づらいですが・・・。歴史的な建造物が建ち並びながらも、中の店舗はカフェもあり、ウインナーなどを専門に売っているお店もありと、おしゃれなお店があったのも特徴でした。
メインストリートから少し入った「時の鐘」です。真っ暗です・・・。川越博物館からこの町並みを経由し、そのまま駅まで歩いたのでトータルで4km近く歩いたでしょうか。結構歩きました。(笑)交通機関で通るだけでも雰囲気は味わえたかもしれませんが、細かい部分はやはり歩いた方がよくわかりますよね。
さて、翌日に伺った埼玉県は戸田市です。
この街は美しい景観を創るために色彩に重点を置いています。
落ち着いた色(トーン)で町並みを統一していくという手法ですね。ちなみに、普段は白いKIRINの自販機も茶色に落ち着いています。
花壇から突き出しているのは街路灯です。電線も地中化しているので、電灯は地上からなんですね。もちろん色も落ち着いた色です。
一番、合わせるのに困難なのが全国展開しているチェーン店などではないでしょうか。マクドナルドもここ戸田市においてはクリーム色をメインとし、マクドナルドの象徴の色である赤色を控えているのがよくわかります。
このように、彩りガイドラインというのが配布され、商業系、工業系、戸建て住宅、集合住宅などに適した配色が提案されています。建造物の新築や改築の際に検討材料として活用できそうです。市の単位で積極的にこのような基準が配布されている所は少ないです。戸田市はまだ歴史の浅い都市だそうですが、こういう取り組みが歴史を作っていくのではないでしょうか。
屋外広告物に関しても、カラーデザイン手法のシミュレーションが行われ、反転表現や額縁表現など色々な方法があるのがわかります。小樽運河近辺に建つ某洋品店にも参考にして頂きたいものですね・・・。
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小樽市においても、戸田市のような「色彩」を基調とした景観づくりが必要な場所がありそうですね。特に運河近辺や倉庫の建ち並ぶ場所などは、建物の形状だけでなく色彩の細部にわたる部分まで追求していく必要があるのではと思います。1年、2年という短い期間で効果の現れる事業ではないですが、何十年後かには良かったといえる街並みができるのではないでしょうか。ある意味多数の店舗を持っている企業も、今後は街並みを壊さない出店計画を求められていくかもしれませんね。それは小樽に限らず全国的にです。目立たせての利益の追求もよくわかりますが、浮いてしまう事による逆効果も深く思慮する必要性があるのではないでしょうか。
埼玉県は川越市に行ってきました。
城下町として栄えた、川越の歴史的な町並みの保存を調べるためです。ちょっぴり写真は暗くて見づらいですが・・・。歴史的な建造物が建ち並びながらも、中の店舗はカフェもあり、ウインナーなどを専門に売っているお店もありと、おしゃれなお店があったのも特徴でした。
メインストリートから少し入った「時の鐘」です。真っ暗です・・・。川越博物館からこの町並みを経由し、そのまま駅まで歩いたのでトータルで4km近く歩いたでしょうか。結構歩きました。(笑)交通機関で通るだけでも雰囲気は味わえたかもしれませんが、細かい部分はやはり歩いた方がよくわかりますよね。
さて、翌日に伺った埼玉県は戸田市です。
この街は美しい景観を創るために色彩に重点を置いています。
落ち着いた色(トーン)で町並みを統一していくという手法ですね。ちなみに、普段は白いKIRINの自販機も茶色に落ち着いています。
花壇から突き出しているのは街路灯です。電線も地中化しているので、電灯は地上からなんですね。もちろん色も落ち着いた色です。
一番、合わせるのに困難なのが全国展開しているチェーン店などではないでしょうか。マクドナルドもここ戸田市においてはクリーム色をメインとし、マクドナルドの象徴の色である赤色を控えているのがよくわかります。
このように、彩りガイドラインというのが配布され、商業系、工業系、戸建て住宅、集合住宅などに適した配色が提案されています。建造物の新築や改築の際に検討材料として活用できそうです。市の単位で積極的にこのような基準が配布されている所は少ないです。戸田市はまだ歴史の浅い都市だそうですが、こういう取り組みが歴史を作っていくのではないでしょうか。
屋外広告物に関しても、カラーデザイン手法のシミュレーションが行われ、反転表現や額縁表現など色々な方法があるのがわかります。小樽運河近辺に建つ某洋品店にも参考にして頂きたいものですね・・・。
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小樽市においても、戸田市のような「色彩」を基調とした景観づくりが必要な場所がありそうですね。特に運河近辺や倉庫の建ち並ぶ場所などは、建物の形状だけでなく色彩の細部にわたる部分まで追求していく必要があるのではと思います。1年、2年という短い期間で効果の現れる事業ではないですが、何十年後かには良かったといえる街並みができるのではないでしょうか。ある意味多数の店舗を持っている企業も、今後は街並みを壊さない出店計画を求められていくかもしれませんね。それは小樽に限らず全国的にです。目立たせての利益の追求もよくわかりますが、浮いてしまう事による逆効果も深く思慮する必要性があるのではないでしょうか。