前にも書いたかもしれませんが、(誰も気にしてないかもしれませんが)再度書きます。
それは天神講の話題です。松平春嶽が「学問の神」「手習いの神」として「毎月25日の天神講に」拝むように奨励したこと由来がお正月から掛け軸の菅原道真を飾り(少数は像を飾る家も)1月25日に焼きガレイを供える福井市中心の【天神講】です。
それとは別に段々と天神講と混同されているのが、武生中心に伝わる【天神様】です。
※下の天神様は陶像で凄く重いです。私の祖父のです。
武生の天神様は画像ではなく菅原道真の像を飾る家が多く、木像または陶像でした。飾る時期は昔から3月(現在の4月)でした。今は3月5月の節句に飾る家が増えています。
福井市の天神講は松平春嶽によるものですが、武生は天正の頃の府中の領主は前田又左衛門尉利家で、前田家は菅原氏で菅原道真の末裔といわれ菅原公を崇敬することが厚く、民衆も前田家にあやかって菅原公を崇敬し3月の節句にもその像をまつることになったと伝えられています。