あとでブログに載せますと書いておきながら忘れてしまうことがあるのですが、今回はちゃんと書きますよ‼
三シーズン目なので最初から読んでいる人には「それ、知ってる~」という内容です
初めてこのブログを読む人や、秋になったらリンゴを収穫するだけなのに何か作業があるの?という人は聞きなれない言葉だと思います
年が明けて剪定作業をしました(同時進行で粗皮削り)
葉がでて花が咲き始めました(←この時にする作業です)
花を摘む作業のことで細かく分けると摘蕾・花そう・一輪 摘花とあります
字のごとく蕾の状態で摘み取るのが摘蕾摘花
花そう摘花は 中心花+側花のセットを花そうと言いまとめて摘み取ることです
一輪摘花は側花を摘み取って中心花だけにする作業です
花そう摘花です
↓↓↓ 作業前 白い花がきれいですがこれを放っておくと全部実になってしまいます
たくさん収穫できたほうがいいのですが、養分をとりあってしまうので味がない小さなリンゴになってしまい、実をならせすぎると木に負担がかかるので翌年は花が咲かなくなる…
それを防ぐために花摘み作業を行います
間隔は手のひらを目安に摘み取り(間引き)ます
(写真は夢おいらせというミニサイズのリンゴなので間隔が少し狭くなってます)
↓↓↓ 作業後 ずいぶん摘み取ったつもりですがまだまだ残ってます
中心花だけ残すときにまた間引いていきます
このあと一輪摘花作業をしますが、どうせ摘み取るなら最初から一度ですませればいいのに・・・と思うかもしれませんね
二回に分けるのは咲いた花に養分をいきわたらせるため余分な花を早くに摘み取るように、また霜や低温被害のリスクをさけるためだったりします
とは言え一斉に咲き出せば最初から一輪にする作業へ変更したりと臨機応変に対応しています
↓↓↓ 一輪摘花
昔はゴールデンウィーク明け頃から本格的に摘花作業をしていましたが、最近は4月下旬には作業を始めています
それだけ温暖化が進んでいるんでしょうね