こんな人のために書きました。

 

妻「掃除やっておいて!」

夫「OK!やっておいたよ!」

妻「全然できてないじゃない!」

夫「言われた通りやっただろ!」

妻「そんな事言ってないでしょ!」

夫「言ったよ!」

妻「言ってない!」

 

 

どちらも気持ちは「間違っていない」という思いなので、譲れません。

典型的な水掛け論の完成です。

 

と、この様に「言った、言わない」やっていませんか?

は旦那さんに掃除をお願いしたのに、旦那さんは奥さんのお願いを達成することができませんでした。

 

奥さんの気持ちとしてはお願いはきちんと伝えているので、「何でやらないの?」という疑問ができてしまい、旦那さんの気持ちとしては言われたことは全て完了したと思っているので、「できた!」となってしまったのです。

 

 

 

 

この記事は「仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方」を読んで書いています。

内容は本の全てではなく、一部をとりあげ、自分なりの解釈をくわえて、上の例に回答できるように書きました。

 

 

 

 

今回は

「言った事が伝わらない仕組」について、お伝えします。

目次

・省略してしまう大切な想い

・コミュニケーションミスは言葉の省略と経験の差によって生まれる

・イメージの差が生まれる原因=潜在記憶

 

 

【省略してしまう大切な想い】

なぜ、奥さんの気持ちは旦那さんに伝わらなかったのでしょう?

 

人は言葉を省略して伝えます。

5w1h全てを伝えていると言葉が長くなり、逆に伝わりづらくなるからです。

 

ここに、落とし穴があります。

単語に対する記憶が人によって異なるので、お互いのイメージするものが全く違うものになってしまったのです。

 

「掃除」この単語に奥さんはいつも自分がやっている、「部屋の掃除機掛け」、「風呂掃除」「トイレ掃除」「フィルター掃除」を思い浮かべました。

 

一方旦那さんは「部屋の掃除機掛け」だけを思い浮かべました。

 

奥さんの「掃除」が旦那さんの「掃除」と質や量が異なったため、言った、言わないの水掛け論になってしまったのです。

 

 

 

 

 

【コミュニケーションミスは言葉の省略と経験の差によって生まれる】

 

会話をする場合、事細かに話すと長くなってしまい、聞いていられませんよね?

こんな話し方をしてきたらあなたは全て覚えていられないかもしれません。

 

 

「今日は朝から出かけて、17時には帰るからいつも私がやっている部屋の掃除機掛け、風呂掃除、トイレ掃除、フィルター掃除、を15時までにはやっておいてね。部屋の掃除機掛けは寝室のベッドの横に置いてある掃除機を使って、キッチンから、リビング、寝室、子供部屋、廊下、脱衣所、玄関の順番ですみに残りやすいホコリが残らない様に、端から端まで丁寧に掃除機をかけてね。もちろん掃除機をかける時には家具を他の場所に移動してから掃除機をかけること。掃除機をかけ終わったら、掃除機に溜まったホコリをゴミ箱に入れてね。ホコリが舞うから、ゴミ箱の付近で気をつけながら捨てること。それと、トイレ掃除は。。。。」

 

 

奥さんが思い描く「掃除」はこのレベルで、全てを伝えようとすると日が暮れてしまいます。

だから、「掃除しておいて!」となったのです。まぁ、もう少し説明があっても良いですが。。。

 

対して、旦那さんは「掃除しておいて!」と聞いた時にこのように想像しました。

 

 

「いつも、休日でリビングでくつろいでいる時に、掃除機で床の上のホコリを取っていたなぁ。じゃあ、リビングと寝室。子供部屋までやってやったら喜ばれるかも?ホコリひとつ残らない掃除をして喜ばせてやろう!」

 

 

そう、やる気はまんまんです。範囲が狭いのと、床掃除しかする気が無いのと、掃除機のゴミ処理の認識と、やり方が具体的に想像出来ないだけで。

 

奥さんと旦那さんの経験値が違いすぎるために、言葉の省略が大きなイメージの差につながってしまったのです。

 

では、面倒だけど、詳細を丁寧に説明するしかイメージの差を埋めることはできないのか。。。

という結論になってしまいますが、「どこまで説明すれば分かってもらえるのか?」この疑問が生じて来ます。

 

この疑問を解消するためには、イメージの差が生まれる原因について理解する必要があります。

 

 

【イメージの差が生まれる原因=潜在記憶】

 

え?記憶って種類があるんですか?

記憶には二つの種類があります。

顕在記憶と、潜在記憶です。

顕在記憶とは社会科の問題を解くときに、「徳川家三代目の名前は?」に対して、「家光」と答える様に、思い出して使う記憶です。

 

対して潜在記憶は、無意識に呼び覚まされる記憶のことです。

ちょっと分かりづらいと思いますが、例えば、目の前にあるコップを見た時に、あなたは何も考えてはいませんが、脳はコップに関連する記憶を収集していきます。

 

ちょうど連想ゲームの様に、「このコップはガラスでできている」「青い模様が描かれている」「ゴルフの景品でもらったもの」「ペアグラスだったけどもう一方は割れてしまった」等、意識はしていないのにそのコップに関する周辺の記憶をかき集めているのです。

 

これが潜在記憶です!

「潜在記憶=イメージ」と言っても過言ではないかもしれません。

 

このコップを他人が見ると、コップに対する情報が少ないため、「青と透明のコップ」「ちょっと高そう」程度の連想しかされません。

これだけイメージが違うとコップの取り扱い方は全然変わってきますよね。

 

コップの持ち主は思い入れもあるので、大切に取り扱いますが、他人からすれば変哲の無いコップを丁寧に扱う理由がありません。

自然と、ぞんざいな扱いになってしまいます。

ちょっと背筋が寒くなりませんか?

あなたの大切な人が大切にしているものを乱暴に扱っているかもしれませんよ?

 

 

【終わりに】

このように、潜在記憶の違いからイメージの違いが発生し、コミュニケーションは上手く繋がらなくなるのです。

でも、これは仕方のないことです。。。

 

同じ時、同じ場所、同じことをしていた双子ですら、感じ方は異なってしまうのですから、潜在意識の違いを埋めることは不可能なのです。

つまり、ポイントとしてはこの潜在記憶を操ってあげれば、水掛け論は解消しそうですね!

 

次回は水掛け論対処方法についてお伝えします!