足利市での山火事がおさまらないニュース。避難されている方々、心より御見舞い申し上げます。子供の頃、海自飛行場に珍しい飛行艇が来日していたのを覚えています。カナダ空軍🇨🇦の飛行艇CL-215でした。カナダ国旗色は目立ちました。
この飛行艇の機能のひとつ、空中からの消火活動が出来ることです。飛行艇なので山火事の近くの湖水などに着水滑走しながら短時間で水を汲み上げることでき離陸して火災現場に向かうことが可能でした。ヘリのバスケットよりより多くの水を短時間で撒く事ができるような気がします。
日本でもこの飛行艇の活用方法を着目した時期がありました。日本の傑作機PS-1に同様の機能を積む試験もしたそうです。この期間にカナダが実際に来日したのかな?それを見たんだと思います。
画像のように海自51空扱い岩国分遣隊のPS-1が空中消火テストしています。しかし採用はされませんでした。消防と自衛隊での維持管轄問題があったともいわれてます。PS-1が退役し、US-1が救難機として、進化したUS-2になってもこの機能はな無いようです。震災での火災もかなりの被害をだしました。このような機体があったら被害も変わっていたかもしれません。機材の維持はかかります。また機体そのものの目的をハッキリしなければなりませんし。なかなか難しいものです。
だけどPS-1は対潜哨戒で充分活躍したかな?US-2の海外契約でのアピール度は高いのかな?
カナダのCL-215はターボプロップ化したCL-415進化して同作業引き継いでいるそうです。
一刻も早く鎮火できること、消火に出動している方々の安全を望みます。
ただの飛行機好きのボヤキでした。

(画像はお借りしています。)