おはようございます
まだ薄暗い中、起床成功(5時)
寝坊しないか不安で、夜中何回も起きてスマホを確認してました
とても寒いとの事だったので、防寒対策にお洋服をたくさん着ます
5時40分にフロント前集合です
が
寒行の集いでは常に10分前行動が基本です
お坊様も10分前になるとスタンバイされます
なので、実質5時半集合です
40分ぴったりには、一礼の後手を合わせたままお外に出てお隣の大書院へ移動しました
こちらの大書院は、普段一般公開されておりません
比叡山には全て仏様がまつられているお堂のみで、お客様をお迎えする建物がなかったそうです
別荘だったものを移築(たしか福井の辺りから)する際、ながーい木材(今はそういった長い木材もほとんど手に入らないそうです)を運ぶにあたり道のカーブで折れてしまわないか、竹を使って練習を重ねたそうですょー
当時でも贅を尽くした別荘だったので、磨りガラス(廊下にずらーっと並んでいました)1枚だけでも高級車が買えるお値段になるそうです
さらに、当時の技術を現代に再現するのも難しいとの事なので、本当に貴重なものですねー
こちらの大書院は他にもエピソードがたーくさんあるそうです 寒行の集いでまたお話しが聞けるかもしれませんねー
大書院の中でもお客様をお迎えする1番格式の高いお部屋で座禅が始まりましたょー
5時45分 坐禅止観
お座布が敷いてあり、半跏坐に座り印を結び1、2m先をぼんやりと眺めます
止観(しかん)とは、心を止めること。
息を吸えるところまで吸って、吐く。
1、2と数えるだけ。
坐禅はお釈迦様がお悟りを開かれたものなので、天台宗ではとても大切に思っています
最初はストレッチから始まります
首、腕、肩をまわしました
坐禅が終わったら手を擦ってあたためます。
頭、首、腕、足を擦っていきます。
最後に顔(目)を隠して、指の間からゆっくりと明るいものを見ていきます。
坐禅が出来てくると、全くの無になり時の流れも驚く程経っていたり感覚がなくなったりと不思議な事があるそうです
前に1度学院の授業で座禅をさせて頂いたので、本日2回目でした
1、2先をぼんやり見るのがなかなか難しく、ほとんど目が開いていたのではないかと
磨りガラスから琵琶湖が一望出来たので、朝日がのぼっていく琵琶湖を見たくて見たくて(煩悩)葛藤していましたが、大人しく畳をぼんやり眺めておりました
足が痛いとか、寒いとか(着過ぎ)眠たいとか退屈だとか一切思わず、ただただ息を数えていました⭐ 半分になると鐘が1度鳴らされるのですが、「もう半分かー」と思いましたー。
鐘の合図と同時に、ぴしぱしが始まります
今回は全員の方に体験して頂きます。との事で、お坊様がいらっしゃるのをドキドキして待ちました
先ずは一礼して、合掌を解き。
腕を抱え込む様にして身体を前に倒します。
顎を引いて頭が上に向かない様にします。
一礼して、また印を結び1から息を数えます
息を吸って、吐いて。
こーんなにゆーっくりと呼吸に集中していると、
あー、生きてるんだなーって思いました
いつもの日常では、呼吸も気にならないくらい目まぐるしく過ぎていきます。
座禅中では雑念も一切わかずに呼吸だけに集中出来てましたょー
終了の鐘の音で、現実に戻り
指の間からゆっくり光を見てみると、光に照らされた美しい朝の琵琶湖が一望出来ました
普段は立入禁止の建物なのでひろーい畳と大きな床の間、磨りガラスを見学してお外に出ました
6時半 朝座勤行
根本中堂へ向かいます
朝のお経を唱え、法話を聞き
延暦寺会館さんへ戻ってきました
も、つかの間
ここで荷物をまとめて荷物置き場に持って行きます
そしてルームキーを返却🔑
比叡山のお風呂が大好きなのですが、今回は1回しかはいれませんでしたねーでも、また来よう
本当にお肌すべっすべになって、湯冷めしなくて不思議ですー
弁慶の湯と言うんですよねー
延暦寺会館さんのお土産屋さんには、キャラクターのしょうぐうさんのぬいぐるみも売っていて
欲しかったです