全然入院経過を書いてませんが、入院翌日に熱は下がったものの、痰が固くてネバネバ。
結局、気管支炎から肺炎になりました。
吸入、吸引、排痰リハなどを頑張り、徐々にニップの酸素や圧の設定を下げていきました。
入院12日目、明日から少しずつニップを離脱していけるかもという状態まできて、久しぶりに抱っこもできるかな〜なんて思っていました。

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入院13日目の朝6時半。
家の電話の音で目が覚めました。
電話に出ると、こども医療センターの当直看護師さんから。
「ヒカルちゃんが危険な状態なので、お父さんとお母さん一緒に病院に来てください」と。
ヒカルに何があったのか聞いても「今処置中ですので」のみ。

夜勤で仕事中の夫にも連絡し、すぐに病院へ向かいました。
病院に到着し、ICUに案内されたものの、ヒカルの顔やSpo2などモニターを確認する間もなく、面談室へ通されました。

今回の経緯
6時ごろ、痰が上がってこないので吸入を始める
吸入中に脈が遅くなり、血圧も下がった
Spo2が30台まで低下
看護師さんが心臓マッサージを開始
ドクターコールをかける
当直の先生が駆けつけ心臓マッサージを交代
心臓の動きをサポートするボスミンを1回使う
脈や血圧が戻ってくる
吸引したら、大量の痰が引けた
トータルで11分くらい心臓マッサージを続けた
痰詰まりが原因と思われる

呼吸状態が不安定だったので、挿管し、人工呼吸器を繋げた
今の状態は安定している
このまま肺炎の悪化などなければ、すぐに抜管できる

今後の心配事
肺炎の悪化、低酸素状態が続いたことによる脳やほかの臓器への影響。

→痰詰まり以外にも原因がないか、採血やレントゲンで調べる
→脳への影響は目が覚めて本人の様子を見てみないと分からない
→他臓器への影響は、例えば腎臓ならオシッコが出ない、肝臓なら代謝が悪くなる…など
→ヒカルはもともとSpo2が低く低酸素状態に慣れているので、普通の人よりも他臓器への影響はないかもしれない

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先生から「すぐに心臓マッサージをしたから、脳への影響はないと思う」と言われました。

4年半前、カテーテル検査で血胸を起こした時も10分ほど心臓マッサージを受けました。
その時も「すぐに輸血や心臓マッサージを開始したから、おそらく脳への影響はないと思う」と言われてたのに、ものすごいダメージを受けてたから、先生の言葉を鵜呑みにはできません。

でも、とにかく助かって良かった。
病院へ向かうタクシーの中で「ヒカルは今終わるような子じゃない。生命力の強い子だから、きっと大丈夫」と思っていたけど、その通りでした。
今回も頑張ってくれました。

呼吸器の管理以外は安定しているので、午後にはICUから元々いたH1病棟に戻れました。

今週末までは挿管したままにして、大量に溜まった痰を出そうということになっています。
血圧が不安定だったりもするけど、概ね安定しているので、ゆっくりヒカルの回復を待ちたいと思います。