勇気を出す
いろんな場面で使われるこの言葉
それが最近、心に響いてきます。
勇気を出すこと
それは、どんなことを指すのかな？と
考えてみました。
自転車の補助輪をはずしたばかりの子供に
「ほら、勇気を出して！こいでごらん！」
というのとは、違う。
できるようになりたい、という目的があって、
そのためのやり方に、チャレンジするのとは違う。
勇気を出す
それは、丸裸になること
なのではないかと、思いました。
素直になる
正直な自分を出す
そんなふうにも、言えると思います。
それは、四六時中、丸裸でいろ というのではないです。
誰だって、鎧は身につけている。
生きていくためにはそうやって、
自分を守るために、
そしてまわりに不快感を与えないためにも、
鎧を着ているのは、当たり前だと思います。
ただ、なにかそれまでとは違う展開を望むとき、
生きていく中で、
このままでは嫌だ、と思うとき
そのために変化を起こそうと、覚悟を決めたとき、
そんなときには、
そんなときこそ、
勇気を出す。
丸裸になるのですね。
それは、
感情を丸出しにして、好きにしていい、というのじゃなくて、
自分の強い思いも、
弱い思いも、
願いも弱点も、見たくないところも、見せたいところも、
ぜんぶを１度、すべてならべてみて。
ちゃんと見つめる。
そんなことです。
認めたくないことって、あります。
突かれるのが嫌な部分って、あります。
そこ、言われたくないんだ…なんてところがそれです。
でも、変化を起こすのなら、
そして、その覚悟を決めたのなら、
やっぱり 勇気を出すこと。
でなければ、、変化を起こす過程でのさまざまことを、
受け止めていくことすら、できないのではないかと思います。
私も、あるのですね。
「よし！〜〜しよう！」 と、決める。
なのに、2〜3日で忘れている。
忘れる程度のものだったことに、忘れてから気がついてます。
覚悟とは、そんなものではない。
沸々と、湧き上がるのを抑えきれないような、
そんな心のベクトルの、決定です。
どっちを向いて進んでいくのか、に
迷いがないこと。
そして、ゴールを見据えていること。
それを 覚悟 と呼び
そのためには 勇気を出すこと
なのかな、、、
そう思いました。
勇気を出すために、どうしたらいいのか？
さらけ出すことも、それを直視することも、どこか怖いですよね。
どうすれば、勇気を出せるのか？
それは
どんな自分でも だいじょうぶ
そうやって、自分を無条件に認めることなんだと思います。
さらけ出すのは、完璧でないからこそ、するのですから、
どんな自分であっても
いいんです。
すべてを見てあげて、受け止めて、
そうして、行くと決めた方向に歩いていけばいい。
転んでも だいじょうぶ
うまくなくても だいじょうぶ
できなくても だいじょうぶ
いつだって、勇気を出す覚悟があります。
勇気はどこかから与えてもらうものではなく
自分が自分に贈ることのできる
エネルギー です。
私は、自分を生きる と覚悟を決めてから、
少しずつ、変化が起きました。
ずいぶん楽にもなりましたし、
新たな課題もあります。
でも、決めて、操縦しているのは
私だな…と、思えるのが何よりです。
自分を生きる と、思っていないと、
人のせいにしちゃう。
何でもかんでもひとりでやる、というのではなくて、
主導権は自分にある、、という自覚なんだと思います。
〜〜させられている
…仕方なくやっている
そんな気持ちだと、責任を他人に押し付けてしまいます。
自分の感情ですら、誰々のせいでそう思わされている、と。
そんな人生、嫌です。
自分の人生の主導権は自分にある。
だからこそときには、勇気を出して、
受け止めていく。
その方がなんか、生きていてとても気分がいいです。
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なりつか なおみ