減反政策 | ★プロフェッショナルFarmman・こうへいのブログ★

減反政策

石破農水大臣が、減反政策の根本的見直しを発表しました。


米農家が、他の産業から特別扱いされる理由として、この減反政策があります。


また、いつまでたっても独り立ち出来ない米農家と見られやすいのもこんなところからきてるかも。


減反政策は田んぼに、他の作物を栽培すれば(もしくは休ませる)、国から補助金がでるという仕組み。


この補助金がくせ者で、これをもらいたいが為の減反をおこなっている生産者が多い。


私たちは、消費者が欲しい(売れるものがあるからつくる)と言っているから、つくるのであって、国からつくれ、つくるなと言われたからつくる、つくらないではおかしいと思う。


スーパーでも肉屋さんでも、電気屋でも消費者が欲がっているものを調べ、宣伝し、仕入れ、売る。


これ、基本だと思う。


私たちは、国から認められる農家ではなく、消費者から認められる農家になりたい。


減反政策は、米の安定適正価格維持、適正供給量の調整、耕作放棄地の減少などを目的として1970年代から行われてきたそうです。(よく考えれば、わー生まれる前がらだ・・・。)http://www.weblio.jp/content/%E6%B8%9B%E5%8F%8D


40年やってきて、うまくいかないものが、うまくいくわけない。


なぜ、やめなかいのかはよく考えれば分かるが・・・。


石破農水大臣には、素晴らしい農政を期待しています。



「成田くんてさー、減反してないのー?減反って大変だよねー。」


よく聞かれることですが、100パーセントフル作付けです。


よって、国の補助金は欲しくても、もらえません。


ちなみに、ご存知とは思いますが、補助金は私たちが納めている税金です。