豊昇龍と高安の睨み合いで思い出したのですが、昭和の土俵では横綱北の富士と長谷川の睨み合いというのがありました。

 

豊昇龍と高安の睨み合いは、豊昇龍にとっては何のメリットも無いことなので、止めた方が良いですね。堂々としておいて欲しいですね。

 

北の富士と長谷川の睨み合いは、時間的には数秒で、豊昇龍ほど長くは無かったと思います。

 

北の富士の方が年齢も入門も、長谷川より3年も先輩でしたが、関取になったのは長谷川が一場所先でした。

 

北の富士は取的の頃はガリガリだったうえ、大所帯の出羽海部屋でいろいろとあったようで、対してガッチリとした筋肉質の長谷川は入門時から有望視されてました。

 

長谷川は、18歳で関取になってますからね。

 

横綱になった力士でさえ、一番の思い出は十両に昇進した時だ、というほど関取になることは一大事。

 

昔の相撲誌で見たのですが、当時の幕下上位力士、北の富士と長谷川を含めた4人で肩を組んでいる写真が載っていました。

 

年齢はバラバラでしたが、北の富士も長谷川もフレンドリーな表情で写っていました。

 

対戦成績は北の富士の30勝16敗でしたが、大関時代に低空飛行していた時期の北の富士は長谷川に負け越しています。

 

これもライバル関係の一つと言えそうです。お互いに奮起を促す睨み合い。

 

長谷川が定年退職の場所、定番になっている向こう正面の解説の日、正面の解説は北の富士でした。

 

別に大した話はしていませんでしたが、うれしそうに話してましたね。

 

睨み合いにも信頼関係があってこそ、ということだと感じます。

嵐富士の新十両が決まりました。

 

今月は幕下の若手力士に注目しましたが、嵐富士には触れてませんでした。

 

21歳、バリバリの若手力士ですね。

 

172cmで123kg、動きやすそうな引き締まった体をしています。

 

相撲振りや体付きは、琴錦を一回り小さくしたような力士です。

 

「令和のF1相撲」に期待したいですね。

 

立合いの当たり、いなし、両差しからの攻めなど、たくさんの伸びシロがあるでしょうし、何と言っても21歳。

 

幕内では藤ノ川が暴れてますが、嵐富士も負けられませんね。

 

藤ノ川とは同学年だし、早く追い付いて欲しいし、関脇や小結も狙える力士です。

 

ちなみに藤ノ川は鷲羽山2世「令和のちびっこギャング」と、これは舞の海が言ってました。

 

琴錦も鷲羽山も名関脇と呼ばれました。

 

「令和のF1相撲VSちびっこギャング」の直接対決も楽しみですし、上位陣を引っ掻き回すところを早く見たいですね。

大相撲5月場所千秋楽は、千秋楽に相応しい緊張感を楽しめました。

 

幕内の優勝争いには、霧島と若隆景に宇良も含めて、その苦闘のストーリーとともに今日を迎えたというドラマがありました。

 

若隆景の優勝には、大いに感情移入しましたね。

 

幕下の優勝決定トーナメントも盛り上がりました。

 

大森は碇潟に吊り出されましたが、上半身に比べ、下半身の肉付きが物足らないと感じました。

 

昔から「尻の大きな力士は大成する」と言われますが、大森はもっと尻の筋肉を付けてほしいですね。地道な、四股が一番だと思います。

 

丹治は踏み込みは良かったのですが、ベテランで曲者の天空海にしてやられました。天空海は、ここ一発の思い切りの良さがありました。

 

その天空海よりも思い切りが良かったのが、優勝した碇潟でした。

 

あの立合いの変化は完璧な動きとタイミングを要する、非常に高度な変化技でした。

 

天空海の踏み込みも凄かったし、高度な技術だけでなく、もちろん度胸も必要でした。

 

私は凄いと思いましたが、館内の反応は微妙でした。

 

安易に変化する力士と、それに安易に引っ掛かる力士もいますが、碇潟のは安易な相撲では全然なかったと思います。

 

「お見事!」と言って、宜しいんじゃないでしょうか。

 

三段目の優勝決定戦は、「もう、どうやったら勝てるの?」というぐらいに旭富士は強かったですね。

 

来場所はいよいよ関取挑戦となりそうですが、どうやったら勝てるのでしょうか。

 

十両が抜けてましたが、一意はデカいですね。熱海富士よりもデカい。

大相撲5月場所13日目、霧島VS琴栄峰は本当に良い相撲でしたね。

 

両力士が良いところを出して、私のブログタイトルでもありますが、大相撲になりました。

 

霧島も確かな地力を見せてくれましたし、琴栄峰も大関候補の一人ということを見せてくれました。

 

その大関候補たちと当たることになる、来場所が今から楽しみです。

 

そして13日目は、炎鵬が勝ち越しを決めました。久々の15日間は、調整も難しかったでしょう。

 

ケガする前より、圧倒的に増えた押す場面。しかし勝ち越しは、得意としていた下手投げで決めました。

 

さすがの切れ味、お見事でした。やっぱり、華がある力士です。

 

幕下は千秋楽に、7人での優勝決定戦。

 

丹治と大森に期待しますが、なかなか新旧個性的な力士が揃いました。

 

千秋楽の盛り上がった中で丹治VS大森となると面白いのですが、パワフルな力士や海千山千の力士など、これは大変なことになりそうです。

 

14日目は霧島VS伯乃富士、若隆景VS琴栄峰、そして新関脇対決。特に琴栄峰の相撲に注目です。

大相撲5月場所11日目、大森と旭富士が当たりました。

 

やはり、これから本格的に体を厚くする段階の大森と、ほぼ仕上がっている旭富士の差はありました。

 

思ったのは、今日初めて旭富士の相撲の巧さを感じたわけで、これは大森が引き出したのではないかと。

 

旭富士の胸の合わせ具合、ヒザの曲がり具合、アゴの締め具合、おっつけの角度とタイミング、素晴らしいなぁと、今日初めて感じました。体も力強いし。

 

大森が体の差はあるものの、四つ相撲で渡り合ったから、旭富士の凄さを感じることが出来たと思います。

 

そして大森と全勝対決を期待した丹治も、海千山千の天空海に敗れました。天空海なら、致し方ないですね。

 

さて幕内は、霧島が若隆景に勝ちました。12日目は琴栄峰の兄、琴勝峰ですね。援護射撃、もしくはサンドウィッチ作戦。

 

霧島VS琴栄峰も見てみたいですね。見たくなるくらい、琴栄峰の相撲は小気味良くて、好勝負を期待できると思います。

 

まぁ、しかしまだ霧島で9勝ですからね。二桁いってない。これからです。