はい、今回は

降田天さんの「女王はかえらない」です。

 

ぼくのクラスにいるマキ

マキは常にクラスの女子の中心にいて、マキがいいと言ったものはみんながいいと言い、マキが身に着けているものをみんながマネして着けていた。

ぼくと仲のよいメグはそんなマキのことをよくたしなめようとするがほとんど相手にされていないようだった。

 

そんなクラスに転入生がやってきた。

エリカと呼ばれるその子は東京からやってきて、見た目も可愛く、父親は会社の社長で、習い事もいくつも習っていて、勉強もできる。まさにお嬢様という言葉のにあう子だった。

そんなエリカの周りには次第に輪が出来始めていた。

そしてマキは次第にエリカとの対立を深めていった。

 

クラスのトップに立つ女王が二人いる

そんないつ弾けてしまうかわからないクラスになってしまった。

 

その夏、祭りの日に、遂にある出来事が起こってしまう。

 

 

上に立つことに慣れた人間は誰かに並ばれることを嫌う。

特別な自分は特別な扱いを受けることが当然であり、その特別は自分一人に注がれるべきと考える。

特に子供は世界が自分の周りだけしか見えていないことが多いから、こういった思いが顕著に出るのだろう。

人は失敗や挫折、悔しさといった状況から自分を見つめ直しバネに成長していく。

担がれている人間は果たして自分を見つめ直す機会はあるのだろうか。

王様はいつか交代する時期が来るものだ。

 

この本は、このミス大賞を受賞したらしいですが、一つだけツッコミを。

 

 

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