はい。続きになります。






友だちのH斗君とコンビニでポケカを買ってきて…

帰ってきました。


で、

どこか広場で2人で開けたり

H斗君の家とかで開けたりするのかな?と思ったら


次男君が

「ママ、あのさ、ポケモンカードを開封するの、ウチじゃダメかな?」と


「ダメじゃないけど、今日は2階にパパいるから、1階で、ここに来てもいいけど…」

と私がいうと


2人、

私がいる目の前で開封することになりました。

(私の仕事場で)


次男君とH斗君、ポケカのパック2つずつ買ってました。


で、それぞれ買ったものを開封すると思っていたら

いきなり、H斗君が

次男君のポケカパックを2つ取り上げて

自分のものと4つをトランプをきるようにシャッフル…

「うわ〜ドキドキする〜」とH斗君


で、「どれから開けようか〜?」と次男君に言いながらも

「これッ!からにするね!」と自分が選んで

一つパックを開封しました🤣

次のパックも、H斗君が開けて

次のパックも、次のパックも、

全て、H斗君が開封しました🤣

(これぐらいのことは中学生男子だか仕方ないけど心で笑っちゃいます)


で、

その途中、怪しいことが起きました!

(少し、心配していたこと😅)


1つめの7枚パックと

2つめの7枚パックのキラキラカードをまとめようとしたんです!!


なので、私が

「ちょ、ちょ、これはこのカードのパックで、このカードのパックと混ぜたら、わかんなくなるでしょ?後からそれぞれ2人で分けるわけだし!」

と口出しをしました。


で、無事に4パックごちゃ混ぜにしないで

それぞれ、パックに入ったまんまで

4つ並べて、

そこから


じゃんけんで勝った人から好きなものを取るか?

好きなものを言って、話し合いで取るか?ってことを

私が話すと


H斗君が「僕、話し合いでが、いい!」と言い

話し合いというよりも、先に

僕、ゲンガーがいいんだけど、いい?

と次男君に、聞いてて

(次男君がオヒトヨシだから)

「うん、僕もゲンガーが良かったけど、いいよ」と。


それから、

「じゃあ、つぎは僕選ぶね!」と

次男君が選び


で、またH斗君が選び

次男君が最後残りをもらった形になりました。



いや〜💦危なかった〜

これ、2人でやってたら

4パック混ぜ混ぜして

話し合いとか言いながらも、ポケカ詳しくない次男君がわかんないと思って

たいしたことないカードを分けられていた可能性もなきにしもあらずでした〜

セーーーーーフ。


(中学生男子、そんなずる賢さも定型児あるのは当たり前だと思ってますので)


H斗が性格が悪いとかズルいとかではなく

ポケカの欲に溺れている状況だから、

ちょっと仕方ないって見てます。


-------------------------------------------------

H斗君のことを見ていて、思ったことがあります。

世の中の中学生って、

親との関わりが薄くなってく時期で

こんな小さな変化も親は気づかず

每日、仕事や家事などに必死で余裕のない子育てをしていて、

中学生自身、それを感じてるし

わかっているんだろうな…と。

------------------------------------------------------


無事にカードを分けたあと

H斗君が

あの、あの、すみません、お願いがあるんです!

「何?」と聞くと

あ、あの、このことは、言わないでもらいたいんです」と


「このこと?って、ポケカを買ったこと?誰に?」と聞くと


あ、僕のお父さんとお母さんにポケカをここで

たー君と開封したことを言わないでほしいんです」と


「別に…言わないけど?なんで?ポケカ買ってることが内緒なの?」


いや、ちょっと、なんか、はい、言わないでもらいたいんです、はい


(と、全然、返事になってない言葉が🤣🤣🤣)


「わかったよ、でも…ウチに遊びに来てるってことは

お父さんやお母さんに話は、してる??」

とまた、聞いてみたら


あ、はい…


(なんか親に知られたくないことなんだろうな…)と思いつつも



目的を果たしたH斗君は

僕、今日はそろそろ帰ります!」と🤣





もう、ポケカを次男君にも買わせて沢山の中から選びたかったんだよな…と大人ならわかる作戦は


一応、先読みして、

夜に次男君にも、そういう気持ちも相手にあるのかもしれないと話していたことだったので、


私の考えの  想定内でした。



ただ、親にポケカ開封の儀を内緒にしてくださいってさ、


これ、前に別の友だちと同じようなことをして揉めたことがある…とか

考えられるな

って

思いました。




H斗君が帰ったあと

また、その夜に

次男君と

人間の心理について、話をしました。



人は欲しいものがあると

それを手に入れたい欲望から

少し、ズルくなったりする


人の欲望は、

人を変えるぐらいに

こわいもので

そのコントロールが出来るのは

大人になったら出来ることではなくて


精神の鍛錬の問題も一部あるから

我慢を繰り返せばいいものでもなく

成長して身につくものでもないんだよね〜

って

話をしました。



自閉症スペクトラム障害という診断をされていても

小さな頃から

ずっと丁寧な育児をして

事細かい説明をしてきたから


次男君とも(長男とも)

深い話が出来ます。



ただ、ポケカを友だちと買いに行ったこと

ですが

また、1つ

様々な感情と共に

学びがあったと思います。


少しずつ

次男君が

色んなことを体験して

ちょっとでも

経験を積み重ねることで


未来、

生きやすくなるように…


引き続き

私は支えます。