今回は宗教でなくオカルトの話です。

そう思って読んでください。

 

 

セラピス教団(エジプト)⇒クムラン宗団(パレスティナ)⇒フリーメイソン「島のクラブ」

こういった流れです。

クムラン宗団(ナザレ教団)はエッセネ派の一派です。

 

クムラン宗団が著した『死海文書』は、終末の時、ふたりのメシアが登場すると告げています。
ひとりはアロンのメシア、そしてもうひとりはイスラエルのメシアです。
アロンのメシアとは、フリーメイソンのことです。

つまり『ヨハネの黙示録』などの預言はスケジュール表だったのです。

フリーメイソンを始めとした秘密結社は、預言通りになるよう画策しているのです。

 

 バプテスマのヨハネ、キリストはユダヤ教の中でもエッセネ派ということになっています。ファリサイ派、サドカイ派を批判しているからです。新約にエッセネ派は出てきません。

エッセネ派は流出説を唱えましたが、流出説*1はグノーシス主義と同じで、「モーセの律法」*2を再解釈しました。

グノーシス主義といえば魔術、錬金術、マニ教の元になった学問で、バチカンに迫害されて地下に潜りました。

同じものどうしが反目し合っていたのですからプロレスです。

というよりマッチ ポンプですね。火をつける者と火をポンプで消す者が同一のことです。

 このことから、フィクションとはいえ、キリストは魔術師だったことになります。

 

ニカイア会議で人の子だったキリストが神の子に変更されたのは後代のことです。

ついでに、現在の新旧の聖書、特に新約なるものは、完全に改竄書き換えが学者によって証明されています。

 

*1

たった1つの存在アイオーンAeonがある高次元から低次元の物質世界にエネルギーが流出しているという考え方。

要するにカバラですね。たった1つの存在はアイン・ソフ。

 カバラは、むしろオカルト道をめざす者なら必須科目です。

 

 

グノーシス主義はどうしても長くなるのでWikiへ。

魔術は科学としておこなうなら有用です。

悪魔召喚、黒魔術など厳禁!

 

*2

トーラー。モーセ五書のこと。

ユダヤ教徒は律法で、かなり抑圧された生活をしています。