明日、母上の誕生日です。


この間、実家に帰っていた妹に電話をした。

母上って何か欲しいものあるかな?

好みがうるさいのですよ。昔、姉妹でお母さんにプレゼントしたエプロンなんか一度も着なかったものね。

高校の調理実習の時、エプロン貸してと頼んだら「これあげるわ」と、件のエプロンをくれた。

…………母上ぇぇー!!

これ、私とまゆちゃんとともちゃんが10年ほど前に母の日にあげたエプロンじゃん!

「え?そうなの?」

忘れてます。完璧に抹消されてます。

5~8歳の娘達にも容赦無しです。


「そうだよね、お母さんもね、アクセサリーとかじゃ…(何故か言葉に詰まる)」

母上は高級志向なので、私の給料じゃ10万のピンクのサファイアとか20万の毛皮のコートとか無理だしね。

「そうそう、そうだよね。ちょっとそれを言いたかったんだよ~。」

ふふ、ともちゃんよ、皆まで言わずとも分かっているよ。後ろに父上がいるということも分かっているぞ!(20万のコートは姉妹全員口止め済み)


まぁ、そういうことだから、買うのであれば母上の感性でもって「安いがいい物」と判断された物でないとしらけるばかりなんですよ。今年はケーキを作って贈る時間がないのだ。

だから母上にさりげなく…。

「あ~、お母さんねぇ、1万円のバラの苗の詰め合わせ欲しいって言ってたよ~。」

なにぃ、もう取材済みとは…!なんて気が利くんだともちゃん。

「あ~、自分で言ってた。」

バカ者!言わすんじゃねー!

去年、私以外に忘れ去られたこと、根に持ってるぞ!

「ごっめ~ん☆」

おい、てへっ☆って顔してんじゃねーよ、電話越しでも分かるんだぞ!

…で、何のカタログですか?

「あ、何か期限切れてるかもって…。」

意味ないだろー!!!(終了)



そして今日。

カタログの期限はどうだった?

「あー、お母さんね、なりえ姉が買ってくれるのならバラが欲しいって。」

じゃあ、そのカタログは…。

「お母さん、自分で注文しておくって。」

それじゃ意味無いよね?私が注文しないと意味無いよね。

って、今の状況じゃ銀行振込しかないじゃない。

「お正月にでも渡せば?」

じゃあ、いまから1万円を綺麗にラッピングしておくよ!


それ以前に、ムード無いですね~…。

母上ってば近年のクリスマスでムード出してるつもりだったらしいからね。

「え?!あれで!」

だめだよ、ともちゃん。ユーモアの一つも言えない方々に演出なんて無理ですよ。

私の目から見れば、(弟にすら種がばれたため)クリスマスツリーとプレゼントを撤廃してからは、いつもとなんら変わりなかったのですが…。


「クリスマスかぁ。お姉やなりえ姉に『大きくならないとサンタさんが見えないんだよ』とか言われてたんだけど…いや~、本当に見えるようになったよ。」

現実がかい?


(サンタ=父上)