由芽子(ゆめこ)
幼少期に【あの家】の養子として育てられ、実の父親と母親の事は覚えていない。12歳の時に言われた【結婚相手】の事で祖母や保と距離を取っていたが、保の言葉を信じて高校卒業と同時に【あの家】を離れて一人暮らしを始める。
・黒髪で色白な容姿
祖母(79歳)
【あの家】の家長で白髪を団子にし、一年中着物を着用している。16歳で【あの家】に嫁ぎ47歳の時に夫を病死で亡くしている。
・子供は長男、次男、長女の3人で、長女は遠方に嫁ぎ殆ど交流はない。
・12歳の由芽子に保を結婚相手と話した本人
・物静かで無表情
聖人(せいしん)
・31歳
・次男の子供
・黒髪に黒縁メガネ
・178cmの標準体型で白のポロシャツを着用している事が多い
・祖母に相手がいると言われていたが、実際にはアニメキャラクターに本気で恋しており、生身の人間(特に女性)と目を合わせて会話ができない
・よく見ると整った容姿
昔はアクティブな好青年でモテていたが、男は神様の器になり家長(祖母)の決めた結婚相手としか結婚出来ないと知り、【あの家】から逃げ出そうとするが失敗する。親戚一同からの圧力に精神的に負け、今の様になってしまった。
・本来はAの結婚相手だった
保(たもつ)
・30歳
・長男の子供
・中肉中背
・優しそうな声のトーンで話す
・何か言いたそうに幼い由芽子を見ていた
・車椅子で生活している
・白のワイシャツを着用
男が神様の器となり、結婚相手も決めらると言う【あの家】のしきたりが嫌で何度も逃げ出そうとするが連れ戻された過去があり、以前お付き合いしていた恋人はしきたりを理由に無理やり別れさせられた上、精神的に可笑しくなり亡くなっている。聖人とは違い精神的にも強かった
が、【あの家】のしきたりから逃げ出そうとする保をどうにかして逃す前と考えた祖母により車椅子がないと生活が出来ない身体にされてしまった。12歳の由芽子に対して助言する。
いつから【あの家】に囚われていたか分からない
※車椅子=誰かの手を借りないと生きていけない
※男は神様の器になり結婚相手は決まっている