昨日よりはまともな世界  


くるくる回る視界じゃないだけまだマシだ


まだ真っ直ぐ歩けるから



浅い息遣いと切れた唇を隠すためにマスクを着けた


眩しい太陽の下


虚な目であの人の背中を見た


眩しすぎて、まぶしすぎて


悲しくて、かなしくて


涙より自分の存在が恥ずかしく思えた



2024.9.12