この「平屋の音問題」というのは、2階建てには出てこないだろうと思います。

音問題といえば、吹き抜けでの音が響くとか、室内起因での音問題が

取り上げられますね。

 

今回は主に居室外にある「設備から出る動作音」が室内からでも

聞こえる、言わば「騒音問題」の話です。

 

平屋がゆえに、気にして間取りも考えるべきだと思います。

一番「騒音」となるのが寝室なんです。

昼間は、なんだかんだ物音がしていますので気にならないでしょう。

それに2階建てで、2階が寝室の場合は「騒音」とまではいかないと思われます。

 

ただ最近、特に全館空調や熱交換換気システムなど、機械設備が多くなってきて

2階でも、それなりの動作音も出るものと考えた方がよろしいかと…。

 

さて、

平屋のわが家の間取りから、設備の動作音「騒音」を見ていきましょう。

 

まず、「書斎」で私が、「寝室」で奥さんが寝ています。

 

「書斎(5畳)」から就寝時間帯に聞こえるのは…

お風呂の「換気扇」、コレは隣の部屋なので聞こえてます。4~5時間回してますね。

それから「エコキュート」、コレも聞こえてきます、この距離でも。

この2台は慣れましたが、気持ちは良くありませんね。

 

次は「寝室(6畳)」ですが、

「床下放熱器用室外機」はお湯を作って、床下の5台の放熱器に循環させる

暖房機です。ちょうどヒートポンプ式のエコキュートと同じ仕組みだと思います。

コレは温度設定によっては動作音も大きくなります。
寝られず隣のリビングで寝ることもありました、一時は大騒ぎでした。

それ以来、暖房は控えめにしなければ寝室で寝られません。

そもそも寝室から離れて設置するべき設備だったんです。

 

次は「和室(6畳)」の「熱交換器」第1種換気システムの本体です。

この機械の騒音を、メーカーに問い合わせましたところ40デシベルとのことでした。

この和室に寝ることがないですが、万が一寝る場合は電源を切るつもりです。

運用で凌ぐしかありません。

 

もう一つは「エアコン」ですが、

エアコンなら壁一枚でも大丈夫だと思います。

(エアコンの場合、どちらかと言えば室内機の音の方が気になるかも?)

 

ということで、平屋の場合の音問題は「設備の配置と間取りの関係」を理解したり、

覚悟しておくべきでしょう。

程度問題もあるでしょうけど、八方塞り状態にならないよう考えたいものです。

 

私の工務店は、内も外も音に対してはノーマークでしたから…散々です。

 

やはり自分に情報や知識を入れておくしかないでしょうね。