不動産のトラブルが多い事には理由があります。
若い頃から不動産取引していると沢山のトラブルに出会います。
もちろん経験値が少ないとトラブルを起こすことも多く、若い頃は私自身も起こして対応したことがあります。
管理職になると部下の数だけトラブルもやってきます。
それは普通の営業マンのトラブルが年間10件だとすると、10人部下がいれば年間100件。
3日に一件のトラブルに携わります。
小さい事柄から大きなクレームのものまで。
他の店舗の苦情も対応していたので、さらにそれの何倍も対応しました。
何倍もトラブル事案を対応するので、対応力も上がりますがそれよりもトラブルになる入口が分かります。
トラブルの入り口は、
★貸主・売主様の質(性格)。
★共同仲介の不動産会社の質(性格)。
★借主・買主様の質(性格)。
これと仲介に入る不動産の質(性格)になると思います。
(この部分は私であり、部下であるため教育で最大限のフォロー出来ます)
これらを理解して対応しないと、どこかでトラブルになります。
そしてこの★3つは全てベクトルが違うので、本質的な意見が違う為みんなで歩み寄ることが必要ですが、歩み寄らないことがトラブルに繋がっていきます。
私も新人にはレベルにあった★3つとの関わり合いを指導しますが、分からない(新人)営業マンは厄介なマッチングさせてしまう事があり、そこからトラブルに発展することがあるのです。
私自身はご案内時に出来るだけお客様に物件だけでなく、貸主・売主情報。共同仲介不動産の情報も話します。
知らないとお客様も戸惑ってしまうことがある為です。
つまり物件のマッチングだけでなく、折り合い付かない不動産業者の物件は紹介しないこともあります。
特に意見をコロコロ変える不動産や、やたら焦って契約に繋げようとする不動産会社。
また、貸主、売主様。
お客様もその都度動かされてしまうので、ご迷惑にならないように!
(もちろん、お客様が理解の上であればイレギュラー覚悟でご紹介もします)
ですが大手不動産で沢山の営業マンがいて、常に競争させられて強引な営業マン。
不慣れで厄介な大家様や、共同仲介不動産の物件をマッチングさせてしまう新人営業マン。
そこからトラブルが発生する事が多いのです。
営業マンが対応できなくなると管理職が対応しなくてはならず、変なマッチングしないように指導します。
ですが何万通りもある為、その感覚の指導は経験値以外無いのが実情。
難しいと感じる方はどんどんこの仕事を辞めてしまいます。
沢山の事教えてトラブルが少ない営業マンになって欲しく指導するのですが、難しいと思い辞めていく。
辞めると新人が入りまた同じスパイラル。
今の私は安心安全な不動産屋さんとのお付き合いがほとんど。
そのため私もトラブルになることが無い為、ストレスが少ないです。
大雨が上がったあたりで素敵な写真が撮れました。
もちろん運転中でしたので撮ってもらいました!
雨雲の中から青空が見えています。
凄い雨が降っていましたが、あんなに明るい青空がどこかにあるのです!
そう思うと、たくさんのトラブルでの経験値が自分を形成し独立しても楽しく仕事が出来ること。
あの青空の下で生活できている私は幸せなのかと思いますね。
沢山経験することは大事ですし、そこからの強さを持つこと!
経験をもとに安全に取引できる人たちとお付き合いできること!
ストレスになる人たちとお付き合いが無いので気持ちよく生きれること!
本当に全て感謝出来るようになってきますね。
このブログを見て頂いた方!皆様にも必ずあの青空現れますよ!