主観での不動産賃貸の歴史をつづっております。

 

 

初期費用に何十万円もかけて引越すことが当たり前の時代に、会員制なる安い初期費用で引っ越すことが出来る不動産が入り込んで、初期費用安い物件たちが少しずつ出てきます。

 

都内でも人気のあった新玉川線(今の田園都市線)、東横線の不動産は強気設定で敷金礼金レートは最後まで変わりませんでしたが、池袋あたりの沿線などから礼金ゼロなどが出てきます。

 

当然ながら同じ土地持ちでいながら、西武線、東武線の大家様と東横線の大家様とでは事情が違う。需要の高さがある東横線は強気の設定ですが、少し需要の低めの西武線や東武線の大家様は何かしないと借り手がいない事から、礼金レートが下がってきた感じです。

 

 

そもそも礼金とは学生さんたちが上京する際に、より大学に近い等、好条件等の家主様にお礼金を払って、自分に必ず貸してくださいね!というお金。

つまり好条件なら払わねばならないお金で、その通りになってきただけなのです。

 

その結果どうなるか??

 

人気のないエリアの物件はリフォーム等工夫して良い物件になる。

人気のエリアの物件はそのままでも借り手がいるのであまり手は入れない。

 

こんな現象に。。

 

それでも人気エリアのほうが入居者が決まるのでどうしたものか。。。

 

 

デザイナーズ特集。という雑誌も頻繁に発行され人気に。

 

デザイナーズは設計もデザイナーさんに依頼するので設計料から高い

しかも湾曲した外観など施工費も当然高い

当時珍しかったネコ足バス等設備や、小物も高いのです。

 

なので賃料も高くなるため、郊外の各駅しか止まらない駅に多く建っていました。

 

メジャーな駅はもっと賃料が高くなるため、各駅のお安くなった土地に建てることで少しだけ賃料の高さを抑えれるので良かったのかもしれません。

 

そんなデザイナーズ物件特集という雑誌が発行されると、すぐさま電話があり入居申し込みの予約が入るのです。

人気物件になると5件くらいは普通に予約の申し込みが入っておりました。

 

 

まさに時代なのかもしれません。。。つづく。。。

 

 

 

お部屋のクリーニング依頼もあり、資材が足りず近所の買い出しに行きました。

 

めちゃめちゃ寒い日でしたが、キチンと花壇としてきれいにお花の管理されているところがありました。

 

どなたかが管理されているのでしょうが信号待ちしているだけでも良い気持ちにさせてくれます。

 

車移動の多いエリアで、少数の歩いている人達をほっこりさせる花壇を作り上げる人は凄いです。誰の為とかは無いお仕事でしょうから。

 

 

心の洗浄をされた私は、クリーニングのお仕事へと戻ることにしました。