「廬武鉉イムニダ」を書くと言いながら、フェイスブックでちらっと書いたソンソンカップルの反響が大きかったので、そっちを先に。
５日朝、突如、ソン・ジュンギ（송중기）とソン・ヘギョ（송혜교）のビッグカップルの結婚発表がありました。韓国の芸能ニュースとしては最大級ですね。
そしてこの日、たまたま芸能関係者との飲み会だったので、裏話含め盛り上がったのですが、支障のない範囲で。
そもそも、知ってる人は知ってるけど、丁寧に説明すると、
二人は昨年の大ヒットドラマ「太陽の末裔」で共演。熱愛報道はありましたが、否定していました。
本当に突然の発表だったみたい。ソン・ジュンギは間もなく公開の映画「軍艦島」に出ていますが、監督は知ってたけど、プロデューサーは知らなかったのではというレベル。当然広報担当者は全然知らず、大慌て。これが観客動員にプラスなのかマイナスなのか？インタビューがソン・ジュンギに殺到して、しかも結婚の話ばっかりになるのでは？とやきもきしております。
一方の熱愛を追っていたメディアは、発表直前にでも事務所から一言ほしかったとお怒り。その日の夜、事務所から謝りの電話がきて、少しは解消された模様です。とあるメディアがスクープしようとしているのを察知した事務所が直前に発表したらしいですね。記者は大荒れ（笑）
なぜ熱愛報道を否定していたか。お酒の席で聞いた話なので、推測もかなりあると思うけど、ソン・ジュンギの親が反対していたから。一つはソン・ヘギョが年上ということ。っていっても３歳差。いまどき…と思うけど。そして、ソン・ヘギョはこれまでけっこう熱愛報道が多くて、それもイ・ビョンホンやらヒョンビンやら大物ばっかりなので、親にしたらイメージがちょっと良くなかったのかも。母子家庭というのも気になったそう。わたしも母子家庭なんですが。女優としてこんなに活躍してるのに、それがなにと、わたしは言いたいけど、これまた、親の気持ちとしては色々ありますよね。一方のソン・ジュンギは成均館大学の出身で、親にしたら「大事に育てた息子がもったいない」というところでしょうか。お酒の席ではソン・ジュンギの親の気持ちがわかるというのが大勢でした。
それより個人的におもしろかったのは、同姓同本に言及するメディアがあったこと。同姓同本でもなければ、同姓同本でも結婚できるんですがね。でもいまだに、同姓同本の結婚って、タブー視する人多いみたい。
同姓同本というのは、二人は同姓、ソン氏ですよね。その上にどの地方のという本貫がつくのですが、ソン・ジュンギはウンジン・ソン氏、ソン・ヘギョはヨサン・ソン氏。この本貫まで同じなのを同姓同本と言いますが、以前は結婚が禁じられてました。
２００５年の法改正で結婚OKになったんですが、当時わたしは交換留学生で成均館大学の法学部にいたので、家族法の授業でその話が出て、はっきり覚えてます。でも、一般的には、１０年以上たった今も、同姓同本の結婚はできないと思っている人がけっこういるみたい。
日本に比べて韓国の方が、特に結婚に関して、親の声が大きい。なかなか親の反対を押し切るのは難しいです。もちろん日本も韓国も家庭によってさまざまですが。ざっくりの印象。
なにはともあれ、お幸せに