たまには落語の話~朝日名人会 | なりあやの韓国シネマ留学記

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2017年、3度目の韓国留学。
ソウルの大学院で映画を勉強します!

数日前、柳家小三治師匠が寄席を何日か休演されると聞き、どこかお身体の具合がよろしくないのではと、心配しておりましたが……

 

本日の朝日名人会、トリで「小言念仏」、楽しませていただきました(´∀`)

 

 

前の桃月庵白酒師匠の「化物使い」が爆笑で、

 

小三治師匠の一言目。

「落語ってもんはやるもんじゃなく、聴くもんですね。とても愉快にやってくれました」

続けて

「今日は特にこれといったお話はありません」

 

人間国宝と言っても、全然高尚な感じがしないのが落語のいいところ(笑)

 

マクラの小三治と言われるぐらいですから、マクラたっぷり。

 

旧札の1万円札を本屋で使おうと思ったら、若い店員さんに偽札と勘違いされそうになったというお話。されそうになっただけなんですが、「もしみんな若くて新札しか知らなかったら……」と、どんどん飛躍してパトカーで署まで連れて行かれて拘束されるところまで想像を膨らませてました。旧札は銀のキラキラが左端にない、と。ない方がしっとりしてていい、と。どうでもいい話がなぜか、小三治師匠が言うとおかしいんだな~

 

「小言念仏」は最初から「7分だけ」と宣言して、最後は「これで7分です」で終わり。

 

わたしとしては、小三治師匠が高座にいらっしゃるのを見られただけで、幸せでございます。

いやほんとに。