小説「ワンドゥギ」 | なりあやの韓国シネマ留学記

なりあやの韓国シネマ留学記

2017年、3度目の韓国留学。
ソウルの大学院で映画を勉強します!

本日オープンの韓国ブックカフェ「チェッコリ」@神保町で、買いました~


韓国の小説「ワンドゥギ」


そして完読!


「ワンドゥギ」といえば、ユ・アイン、キム・ユンソク主演の映画です。

韓国映画ベスト10には入るかな~

大好きな作品の一つ。






表紙こんなですけど、マンガじゃないです。

長編小説。

でも青少年向けだそうです。


32歳のわたしでも十分おもしろかったです。


ワンドゥギは主人公の男子高校生の名前。※正確な名前はワンドゥク。

障害で背の低いお父さん、知的障害のあるおじさん(血のつながりなし)と暮らす。


不遇な家庭環境で育ったワンドゥク(ユ・アイン)にさらに不幸が襲いかかる。


隣に引っ越してきた、担任のドンジュ(キム・ユンソク)だ。

いちいち干渉してくるドンジュが疎ましくてたまらないワンドゥク。

教会で「どうかドンジュを殺してください」と祈るほどだ。


主にワンドゥクとドンジュの物語なんですが、突然現れたワンドゥクの母親がベトナム人だったり、ドンジュが実は外国人労働者をかくまっていたり。


「多文化共生」を地で行く話です。


「多文化共生」なんて言葉が恥ずかしくなるくらい。


映画も良かったけど、原作も同じトーンですっと入ってきました。


青少年向け、いいな。

さらっと読みやすい。

おすすめです~

チェッコリにまだ在庫あるはず。