鄭詔文さんがのこしてくれた「高麗美術館」 | なりあやの韓国シネマ留学記

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2017年、3度目の韓国留学。
ソウルの大学院で映画を勉強します!


京都の「高麗美術館」に行ってきましたキラキラ

2月に試写会で見たドキュメンタリー映画「鄭詔文の白い壺」がきっかけ。


鄭詔文さんは、高麗美術館の創立者。

白磁壺との出会いを機に、日本に残る祖国朝鮮の文化財を収集した方です。


下の壺は、その壺ではありません(笑)

わたしは美術的なことはよく分からないのですが、朝鮮の美術品の好きなところの一つが「適当なところ」です。


少々曲がっててもいいやっていうおおらかさが、温かみがあって好き。

私でも使っていいんじゃないかと思える親しみやすさ。


日本とか中国の美術品って精巧なものが多いですよね。

それはそれでもちろんすばらしいんですが、わたしの適当な性格からして、下のようなふざけた感じの作品に愛着を感じますヘ(゚∀゚*)ノ




(鉄絵龍文壺、朝鮮時代) ※絵葉書から





こぢんまりした美術館です。

京都駅からバスで40分近く。

加茂川中学校前で下車してすぐです。


現在、「朝鮮のやきものがたり」を開催中。





鄭詔文さんは生涯かけて、約1700点の朝鮮文化財を集めたそうです。

パチンコ屋を営んで。

その在日コリアンとしての生き様、家族に引き継がれた思いも描かれていて、いい映画でした。


試写後、監督ら関係者(みなさん韓国の方)のトークイベントでは、


「興行的には難しいと思うが、必ず作らなければいけない映画だった」


「韓国が経済発展する中で失っていった精神を、鄭詔文さんが大事に持っていてくれた」


などと話していました。

亡くなって26年ですが、鄭詔文さんの情熱、ちゃんと伝わってる。





館内撮影禁止だったので、庭の写真です。


瓦にも「高麗」って刻まれてました。





存続が厳しいって、映画で言ってましたが、どうか、末永くのこってほしい。

なのでみなさん、映画を見て、美術館にもぜひ足をお運びくださいWハート


映画は秋に一般公開の予定だそうです~