三清洞(サムチョンドン)に行ったもう一つの目的は、映画「自由が丘で」(ホン・サンス監督、加瀬亮主演)のロケ地となったカフェ「JIYUGAOKA 8丁目」に行くこと![]()
地下鉄安国(안국)駅の①出口から北に歩いて5分ほど。
ここで、十数年来の友達と合流してお茶しました。
最初に留学した2002年、最初に仲良くなった韓国人の友達。
ちょっと遅れてきた理由は「お母さんがキムチ持って行けっていうから」。
ありがたい
その気持ちがうれしい~
大根のキムチ、持ち帰って大事にちょっとずつ食べています。
「ここのカフェに来たかってん~」
と言うと、
「あ、これうちの近所もある」
って…。
あ、チェーン店だったんですね。
ケーキがおいしくて有名だそうです。
生姜茶とケーキをごちそうになって、写真も撮ってもらいました(笑)
後ろに「自由が丘で」の韓国版のポスターが貼ってあります。
見えにくいと思うので、日本版のチラシはこれです。
年末に劇場で見たけど、まだやってるかな?
ホン・サンス監督と加瀬亮の相思相愛で生まれた映画です。
加瀬亮がもともとホン・サンスファンで、監督来日時に意気投合したそう。
必ずお酒と浮気の登場するホン・サンス作品。
人間の情けないところがコミカルに描かれていて、大好き![]()
映画では、このカフェのオーナーをムン・ソリが演じ、加瀬亮はそこに入り浸る日本人役。
二人は恋仲に・・・![]()
昨年10月の釜山国際映画祭では、出演者たちのトークイベントがありました。
海雲台(해운대)ビーチの野外舞台。
チケットがなくても、行けば誰でも聞けます。
左から、キム・ウィソン、ムン・ソリ、加瀬亮ですね。
その時の貴重なやりとりを以下に記します![]()
ホン・サンス監督の映画は独特の作り方をしているようです。
お酒を飲みながら撮ったり(笑)
司会者:
撮影はどうでしたか?ホン・サンス作品常連のお二人から。
キム:
ホン・サンス監督の現場はいつも楽しいです。
普通、映画の撮影現場はスタッフを入れると60~100人くらいですが、ホン・サンス監督の場合は10人以内。
幸せに楽しく映画を作ります。
ムン:
家内工業のような感じ。
みんなで意見を交わしながら作る。
撮影は2週間くらいの短い期間ですが、多くの思い出を残してくれました。
司会者:
ホン・サンス作品が今回初めての加瀬さんは?
加瀬:
こんなに楽しかったことはないっていうぐらい、楽しい現場でした。
今までスクリーンで見ていた方たちと共演できて本当に幸せでした。
司会者:
ホン・サンス作品では必ず出でくるお酒を飲むシーン。どうでしたか?
キム:
僕はもともとよく飲むんですが、加瀬さんは年に1回くらいしか飲まないそうです。
なので現場で苦労していました。
血圧や脈拍をチェックしながら。
飲み過ぎてふらふらになって、見ていておもしろかったです。
ムン:
わたしもお酒は好きですが、今回は飲みながら英語でしゃべるシーンがあって、心配していました。
みなさん、飲むともっとうまく話せることが分かりました。
加瀬:
お酒を飲みながら演技するのは初めてでした。
映画の中でウィソンさんに支えられているところがあるんですけど、あれは本当に自分で立てないから支えてもらってるんです。
でもホン・サンス監督のおかげで、けっこう飲めるようになりました。
司会者:
ムンさんと加瀬さんは映画の中で仲良くなりますが、お互い、こういうところが愛おしいと思うのは?
ムン:
加瀬さんは細いので、実際は同い年なんですが、弟のような感じがしていました。
でも、いざ撮影に入ると、まなざしがすごい。
力のある俳優だと思いました。
一緒にベッドに横になるシーンがありますが、本当に細いので、かわいそうで、わたしが女なんですけど、抱きしめてあげないといけないような気がしました。
それで愛着がわきました。
加瀬:
ムンさんはベッドシーンに限らず、本当に目の前でただ生きているみたいで、何をするのかまったく予想がつかないので、いつも瞬間瞬間、驚かされていました。
体については、ジムにでも行って、もうちょっと鍛えようかなと思います。
司会者:
ホン・サンス監督は、現場で「귀엽다(かわいい)」と言うのが、最高の誉め言葉。「自由が丘で」の現場ではこれまでで一番、かわいいという言葉が出たと聞きました。どんなに愛おしい映画なのか、見てみてください。
加瀬:
僕にとっては宝物のような映画で、多くの方にみていただけたらなと思います。
見終わった後にたくさんの話ができる映画だと思うんで楽しんでください。



