先日の電車の優先席の前での出来事。
初めて他の乗客に注意を受けた。
ショックだった。
ただ指摘内容はごもっともであり正当であり、反論の余地はなかった。
いつもの通り残業の後、帰宅の電車に乗った。そして携帯を取り出した。
電車に乗ったら携帯を見るという行為は、もう誰もがやる当たり前の光景となっている。
それゆえ、そこで注意を受けたのは不意打ちだった。
突然後ろに立っていた白髪の老爺から肩をたたかれた。
「携帯やめろ。優先席の近くだろ。書いてあるだろ!」と。
憮然となりながらも「すみませんでした…」
なぜか気に入らなかった。この気持ちはなんなんだろうと。なぜ苛立ちを覚えてしまったのか。老爺は正しかった。なのになぜ?
一つに、実は携帯を取り出して文字を打っていたのは、メールではなく仕事のアイデアを整理しておこうと携帯でメモをしていた矢先だったということ。
自分の中では仕事中だったということ。それをメールを打っていると思われ、くだらない!と多分思われながら注意を受けたことにあったと思う。
ただ、それだけでは理由にならない。メールだろうと仕事だろうと携帯をONにしていることには変わりがないのだから。
しばらくして、老爺はその優先席にすわることになる。
するとその前に立ったサラリーマンの男性が携帯を取り出し操作し始めた。するとすかさずその老爺は「これが読めないのか?」と吊革にかかれている注意文を指差した。
サラリーマンの男性はなにも言わず携帯をしまった。
こうなっては駅に電車が停車する度に獲物が次から次へと来るわけだ。
次のサラリーマン男性が老爺の隣一つ人を挟んで優先席に座った。やはりそのサラリーマンも座るや携帯を出した。
やはり老爺はすかさず、隣に座っている人の前から手を差し伸ばす形でサラリーマンの肩をたたき、
「おまえこれが読めんのか!」
サラリーマンはなんのことだか分からない様子。
「は?」
「携帯切れと書いてあるだろ!」
サラリーマンは憮然としながら携帯をしまった。
その老爺の徹底ぶりには感心した。
駅を止まる度にそのような光景がくりかえされ、もう笑みを浮かべるしかなかった。
ただその老爺の顔つきや態度、言葉からなぜか苛立つ自分がなかなか抑えられなかった。
なぜだろう。
どんな気持ちであの老爺は注意をしていたのだろう。あんなにいちいちイライラして注意していたら自分も気分が悪いだろうに…
ただ、これを機に今までまったく優先席を気にしてなかった自分の意識に深く刻み込まれたのは確かだった。
あの老爺は大きな影響をあのときに乗車していた客に与えた。
その優先席付近では携帯を使用する人はいなかった。使える雰囲気ではもちろんなかったのである。
あのときは苛立ちはあったが、いまはそれが消化され優先席付近には近づかなくなった自分が形成された。
形骸化されていた車内の携帯マナーを再認識した。
形式やルールを正当に振りかざした老爺、それに対し不快な反応を示した私の心、形骸化しているルール。
どこに歪みが生じているのだろうか。。なにが変わればうまく回るようになるのだろう。
さて、
これをお笑いコントにしてみるなら、そんな中、老爺の携帯電話が鳴りはじめ、ごそごそと携帯を取り出し、
「あ、もしもし。これはこれはどうも(^-^)、久しぶりですなぁ…」
なんて落ちはウケそうだなあ。
初めて他の乗客に注意を受けた。
ショックだった。
ただ指摘内容はごもっともであり正当であり、反論の余地はなかった。
いつもの通り残業の後、帰宅の電車に乗った。そして携帯を取り出した。
電車に乗ったら携帯を見るという行為は、もう誰もがやる当たり前の光景となっている。
それゆえ、そこで注意を受けたのは不意打ちだった。
突然後ろに立っていた白髪の老爺から肩をたたかれた。
「携帯やめろ。優先席の近くだろ。書いてあるだろ!」と。
憮然となりながらも「すみませんでした…」
なぜか気に入らなかった。この気持ちはなんなんだろうと。なぜ苛立ちを覚えてしまったのか。老爺は正しかった。なのになぜ?
一つに、実は携帯を取り出して文字を打っていたのは、メールではなく仕事のアイデアを整理しておこうと携帯でメモをしていた矢先だったということ。
自分の中では仕事中だったということ。それをメールを打っていると思われ、くだらない!と多分思われながら注意を受けたことにあったと思う。
ただ、それだけでは理由にならない。メールだろうと仕事だろうと携帯をONにしていることには変わりがないのだから。
しばらくして、老爺はその優先席にすわることになる。
するとその前に立ったサラリーマンの男性が携帯を取り出し操作し始めた。するとすかさずその老爺は「これが読めないのか?」と吊革にかかれている注意文を指差した。
サラリーマンの男性はなにも言わず携帯をしまった。
こうなっては駅に電車が停車する度に獲物が次から次へと来るわけだ。
次のサラリーマン男性が老爺の隣一つ人を挟んで優先席に座った。やはりそのサラリーマンも座るや携帯を出した。
やはり老爺はすかさず、隣に座っている人の前から手を差し伸ばす形でサラリーマンの肩をたたき、
「おまえこれが読めんのか!」
サラリーマンはなんのことだか分からない様子。
「は?」
「携帯切れと書いてあるだろ!」
サラリーマンは憮然としながら携帯をしまった。
その老爺の徹底ぶりには感心した。
駅を止まる度にそのような光景がくりかえされ、もう笑みを浮かべるしかなかった。
ただその老爺の顔つきや態度、言葉からなぜか苛立つ自分がなかなか抑えられなかった。
なぜだろう。
どんな気持ちであの老爺は注意をしていたのだろう。あんなにいちいちイライラして注意していたら自分も気分が悪いだろうに…
ただ、これを機に今までまったく優先席を気にしてなかった自分の意識に深く刻み込まれたのは確かだった。
あの老爺は大きな影響をあのときに乗車していた客に与えた。
その優先席付近では携帯を使用する人はいなかった。使える雰囲気ではもちろんなかったのである。
あのときは苛立ちはあったが、いまはそれが消化され優先席付近には近づかなくなった自分が形成された。
形骸化されていた車内の携帯マナーを再認識した。
形式やルールを正当に振りかざした老爺、それに対し不快な反応を示した私の心、形骸化しているルール。
どこに歪みが生じているのだろうか。。なにが変わればうまく回るようになるのだろう。
さて、
これをお笑いコントにしてみるなら、そんな中、老爺の携帯電話が鳴りはじめ、ごそごそと携帯を取り出し、
「あ、もしもし。これはこれはどうも(^-^)、久しぶりですなぁ…」
なんて落ちはウケそうだなあ。