久々にタイ関連の本を読みました。


王国への道 -山田長政- (1981)


前から読みたかったのですが、やっとありつけました。


アユタヤ王朝時代には日本人町があり、日本人傭兵部隊と朱印船の商売が行われていた。

以前から「山田長政」という名前を聞いていましたが、この本を読んで非常に残されている情報が少ない、という事が分かりました。

徳川家康のキリシタン追放令によって国外を追われた「ペドロ岐部」(実在)と絡めた話しで大変面白い内容でした。


アユタヤ宮廷の陰謀に抗えず毒殺死する、というのは暗殺計画が行われた現代のタイと大差ない気がします。




「メナム川」と日本人には呼ばれていた「チャオプラヤー川」の記載もあり、この本から来たものかな、と考えてしまします。

タイ語で川は「メナム」、思いっきり「メナム川」は勘違いです。