登場人物
S本 : 同期(岩井工場に勤務) 10年間の飲み仲間
S藤 : 同期(横浜工場に勤務) たまに横浜から岩井に飲みに来るが何か起きる
I 田さん : S本の職場の先輩 現在タイ駐在
あらまし
前日、岩井(今は坂東市)のS本のアパートで宴会
メンバー:S本、S藤、naree
nareeは、サッカーの試合かなんかで競馬に同行できず話だけ知ってる内容
当日、S藤は二日酔い
I 田さんの車で北柏駅へ
常磐線で新松戸へ行き、武蔵野線に乗換え
市川大野を過ぎたあたりで、突然S藤が白目で倒れた
最初は目覚める気配も無く、座っていたお婆さんが
心配して席をゆずってくれた。
「船橋法典赤っ恥」
(石川さゆり「津軽海峡冬景色」の替え歌)
「船橋法典赤っ恥」 「津軽海峡冬景色」
東松戸過ぎた電車 武蔵野線で 上野発の夜行列車 おりたときから
昨夜の酒が込み上げる 青森駅は雪の中
馬柱見てる人の群れは誰も無口で 北に帰る人の群れは誰も無口で
他人の顔色気にしない 海鳴りだけをきいている
車内でひとり 吐き気に耐えている 私もひとり 連絡船に乗り
頭疼く 腹も疼く 意識無くなる 凍えそうなカモメ見つめ泣いていました
ああああぁ~ 船橋法典 真っ暗闇 ああああぁ~ 津軽海峡冬景色
お婆さんの股間に顔うずめ倒れた ごらんあれが達布岬 北のはずれと
白目を剥いて うずめてた 見知らぬ人が指をさす
頬をぶたれ痛み感じ目覚めてみれば 息でくもる窓のガラス拭いてみたけど
婆さん 照れて頬を染める はるかにかすみ見えるだけ
さよなら婆さん S藤は下車します サヨナラあなた 私は帰ります
白目剥いて意識無くす思い出持って 風の音が胸をゆする泣けとばかりに
ああああぁ~ 船橋法典 赤っ恥 ああああぁ~ 津軽海峡冬景色
<10年以上経った今S藤にS本が問う>
なぜ二日酔いで気絶したのかが不明。
今になって疑問に思う。
S藤なぜ?
<S藤曰く>