持っている植物の本のなかに
『ケルトの木の知恵』という一冊があります


実は、引っ越しを予定しているために早々に纏めてしまった荷物の代表選手達…大切な本たち本
この一冊を開きたくて探したけれど、段ボール箱に塞がれ今夜は断念しました

りんごの樹の話が好きで読みたかったんですけどね~残念…


この本のトネリコの話の中に印象的な詩が載っていて
たまたま気になってノートに書き留めていたので紹介します


1998年 5月
作者不詳


もしも薪にし 燃やすなら
ブナの火は 明るく鮮やか。

栗の木は とても良い薪
長いこと くべ続ければ。

ニワトコの木を 燃やすなら
死が訪れよう 家のなかに。


トネリコは 新木も古木も
金の冠の女王によく似合う。


シラカバとモミはすぐ燃えつきる
まぶしいが 長く続かぬ。

アイルランドランドで 言われている
サンザシで焼くパンは 香ばしいと。

ニレは燃える 墓地の土のよう
炎は 冷たい土のよう。


だけどトネリコは 緑色でも朽葉色でも
金の冠の女王によく似合う。


ポプラの薪は 苦い煙
目は傷み 喉も詰まる。

リンゴの木は あなたの部屋を
香水の甘い匂いで 満たしてくれる。

古く乾いた オークの薪は
冬の寒さを 飛ばしてくれる。


だけどトネリコは 新木も古木も
金の冠の女王によく似合う。



ちょっと深いお話でした