11月の初めの日曜日のお昼のことです。
とても気持ちが良く晴れていたので、自転車に乗って長い距離を走ってきました。
開店前に到着して順番は6~7番目くらい。これから特にやることなく開店時間を待ちます。
いつからか忘れましたが営業時間が変更になっていて、土日は12時開店から11時に1時間前倒しされています。
新営業時間があまりまだ認識されていないのか、僕が何となく予想したほどの人数は開店時に並んではいませんでした。
やがて定刻通りにシャッターが上げられて開店。
今日の目当ては貼り紙の「つけ味」です。
券売機でつけめんの食券を購入して、助手さんに券を手渡す時に「つけ味」にして欲しい旨を申告しました。
ファーストロットなのでそのまま着席。
後続のお客さんは結局ちょうどお店に全員は入れるくらい………結局開店時に並んだお客さんは25名くらいなのかな。
厨房の中はヒゲの男前の助手さんと若い男性助手さん2名。店主さんは奥の部屋にいるのでしょう。
BGMが何だったか忘れてしまいましたが、ボーッとそれを聴きつつ待っているとトッピングが聞かれラーメンが配膳されました。
小ラーメン¥780+つけ味¥150+野菜+ニンニクです。
ラーメン1杯¥930は他の一般的なラーメンと比べれば、内容から考えても安いのかも知れませんが、同じ二郎同士で比べても絶対額から言っても高いかな。
原価はそれなりにかかっていると言うか、だいぶかかっているのだから、この値段設定もしょうか無いのでしょう。
でも本家本流の三田の小ラーメン¥600と比較するとだいぶ隔たりを感じてしまいます。
ニンニクは刻みがある程度一定のモノがこのくらい。
新小金井街道店や野猿街道店くらいの粒の粗さは個人的に好みです。
豚はバラ肉のでかいブロック状のモノが2個。
味はそこまで染み込んでいませんが、とても柔らかくて脂もあってかなりポイント高いです。
豚増量は時価となっていますが(¥150か¥200か)増したらどんな感じになるのでしょうか。
そしてスープはつけめんのつけダレの味わいということなので、どうしても栃木街道店のTARO(Tsukemen Aji no Ramen JirO)を想像しつつ一口レンゲで飲んでみると、豚ダシスープに胡麻油の風味と唐辛子由来のピリ辛さとわずかな酸味を感じるというTAROと似た味わいとなっていました。
茹でた野菜との相性も良いのでスープを野菜にかけつつバクバク食べていって、ある程度の量になったところで天地返しを試みます。
幅広で若干ウェーブがかかっている新小金井街道の麺。
茹で加減は若干固めでコシがあってまさしく「ワシワシ」食べる麺だと思います。
野菜や豚の量に比べると麺量はそこまで多くは無いので、つけ味のスープとのマッチングを十分楽しむ余裕もあったり。
旨かったのでもうちょっと食べられたな。と思いつつ完食となりましたが、良く考えるとそんなにお腹にキャパシティがあるハズも無くて、食後5分くらいで超満腹状態になりました。
旨いラーメンを食べた僕は丼をカウンター上部に上げて、忙しく作業されている助手さん達にご馳走さまでした。と伝えてお店を出ました。
お店の隣にあるちょっと個性のある車を取り扱っている中古車屋さんの店頭には……
天気が良いのでブラブラ自転車散歩を気分良くしながら帰りました。