やっぱり、

この「碓氷優佳シリーズ」は、面白いです😁

今回のお話は、1作目(「扉は閉ざされたまま」)に戻ったような展開で、気がつくと、まるで、上質の舞台劇を見ているような感覚で、読んでいました🤔

倒叙ミステリーの醍醐味は、完全犯罪を目論む犯人が、どこで、ミスをするのか?

そのミスを、探偵役は、知ってるのか知らないのか、読み手にはわからない状態で、犯人をミスリードに導く過程が面白いのだと思う☺️

そうなると、探偵が犯人よりも格上だと、面白くないわけで、どうしても犯人の方が、地位も名誉も財産もあったりして、探偵役は、一見、あまりパッとしない人物のパターンとなるのだろう😅

だから、犯人の目論みをひっくり返すと、勧善懲悪的快感に酔えるのであります。

そして、なによりも、探偵役の考えてること、心の中が、読んでるこちらには、わからない🫣

わからない故に、倒叙物の探偵は、ミステリアスな人物となり、とてもそれが魅了的になるわけです😍

碓氷さんは、パッとしないわけではないですが、ミステリアスというのは間違い無いでしょう🥰

ミステリアスな、碓氷優佳の活躍も続編が出てるので、また読もうと思います💪


しかし、この話、女性陣は碓氷さんをはじめ、しっかりした人が多いのに、それに比べて男性陣は...😭