灰野峠・古道の地名は戦国時代に
宮路寺が兵火に焼かれ灰と化したことが由来とされます。
明治9年に隣の金割村と合併し1文字ずつ取って金野村となった。
東に約1.5㎞は現在の御油町。
集落から狭く険しい山道を越えると御油につながる灰野峠は、
現在も東三河ふるさと公園の北側に
県道368号線豊川蒲郡線の一部として残っています。
江戸時代は御油宿への交通の要所として人々が往来し、
蒲郡方面からも国坂峠などを通って
御油の茶屋(遊郭)を目指す人も多かったようです。
灰野峠入り口の三差路には馬頭観音が祀られ、
石仏には「文政八年酉八月」(1825年)と記され、
江戸時代後期から200年近い歴史を感じさせます。
獣囲いフェンスに沿って少し古道を彷徨います。
灰野峠入口の灰野坂馬頭観音を右折為て新相棒君を駐めます。
獣囲いフェンスを少し彷徨うと出入り口ゲートがあり、
針金施錠を外して峠古道へと彷徨います。(^O^)
フェンスゲートです。針金錠を外して入ります。入ったら施錠を忘れないこと。
久し振りの彷徨いには丁度良い勾配の荒れ道を、
フラブラ・ボチボチと喘ぐ事無く熱中症の心配も無く
灰野峠へと徘徊為ていきます。(^-^)
右が沢・左は古道ですが暫く沢のように水が流れています。
途中二箇所に害獣駆除(イノシシ)用の
檻罠が設置為れてありました。
峠古道分岐の手前から畑の跡地には
イノシシ達の目新しい食事跡が沢山あり、
ビクビクしながら辺りを見回していますが、
日中は然程心配はいらないと思います。(~o~)
一つ目の箱檻罠です。
古道の石積・当時のものでしょうか?
倒木が逆立ちして古道を塞いでいます。
二つ目箱檻罠です。
かなり荒れています。
灰野峠手前にも馬頭観音が祀られて、
此所を右手へ行くと直ぐに灰野峠の切り通しに出ます。
その先に分岐があり、
左:宮路山・右:ふるさと公園の案内が出ています。
ヒゲ爺は此所でUターンして帰ります。(^_^;)
左手から登って来ました。
左手は金野地区方面・右手は八柱神社方面。
灰野峠到着です。真っ直ぐで御油の茶屋街へ出られます。
灰野峠の切り通しの様な処です。
右:ふるさと公園・左:宮路山への登山口になります。
親切な手書き案内板です。
真っ直ぐは戻り路です。
左:ふるさと公園・右:宮路山方面です。
さぁ、戻り徘徊しましょう。馬頭観音を左へ下って行きます。
真っ直ぐは八柱神社方面です。
御油の茶屋(遊郭)帰りにこの道を通ったことでしょう。
ふるさと公園南管理棟まで戻り
お握りランチを済ませて帰ります。
平日なのに家族連れ・夫婦連れ等で
駐車場は混んでいました。(;_;)
イノシシ達のヌタ場になりそうな処です。
新相棒君が待っていてくれます。
ふるさと公園南管理棟でお握りランチを戴き帰宅します。
金曜日は秋雨前線が心配ですが
岡﨑市鳥川町の城址を彷徨い、
音羽富士の尾根古道を沢山まで
徘徊したいと思っています。(*^_^*)