公園内彷徨い2
旧第三信管置場(豊川市指定史跡):
豊川海軍工廠当時の建物で、
信管(弾丸の起爆装置)を保管した施設です。
爆発事故が起きた際に周囲に被害が及ばないよう、
建物の周囲を土塁で囲んでいます。
旧第三信管置場の建物を囲っている土塁です。
振り返って旧第一火薬庫の土塁は、
もぅ少ししっかりと土留めをしないと土が流失しそうです。
城址の土塁を思わせる高さ5mを越える土塁を潜ると、
旧第三信管置場の建物が現れて来ます。
この建物も爆撃からよく逃れたものです。(^_^;)
旧第三信管置場へ向かいます。
土塁の入口です。
此方はBタイプのトンネルで石積は当時のままです。
空襲にも崩れなかったそうです。
建物の周りに電柱がありません。
当時から電線は地下に埋められて
配線されていたそうです。
信管置場の屋根を支える骨組は
群馬県の富岡製紙場と
同じ工法(骨組み)だそうです。(^_^)
旧第三信管置場です。セメント瓦が葺いてあります。
信管置場入口です。
建物内部へ入ります。
フライス盤です。
旋盤です。
此所で保管されていた信管です。
新しい材木で復元しています。
当時の材料も一部利用しての復元・
これは富岡製糸場と同じ骨組だそうです。
界壁は鉄筋コンクリートです。
土塁の展望デッキから土塁に囲まれた信管置場を見て、
公園内を一望して、
次のガイド場所へと移動します。風が強すぎる。
二人爺爺の帽子が飛ばされています。(^_^)v
土塁へ登って園内を一望です。
お隣の名大敷地は民間へ売却されました。((株)津田工業)
名大敷地内・手前が火薬庫・奥が信管置場です。
これはもう取り壊されます。
平和公園の俯瞰写真:第三信管置場土塁上から西方を望む。
第一火薬庫上から東方を望む。
旧信管置場建物と奥は旧火薬庫です。
旧信管置場の土塁上から旧火薬庫を眺めています。
さぁお次は防空壕跡から西門橋土塁と
排水路を見に彷徨います。