お立ち寄りありがとうございます
スキップとローファーをアニメとコミックで堪能してます。
2014年に出版された高松先生の「アメコヒメ」が気になって
読んでみました。
あらすじ アマゾンより
少年は愛する人を失った。そしてまた、彼は失う。
野呂 雅史(のろ まさふみ)の母親は彼が中学2年生の時に自殺をした。
その事件を境に生きる事に対して鈍感になってしまった"ノロ"。
夏休みを間近に控えたある日、親友の音成 晶(おとなり あきら)は
ノロから一本の電話を受ける。
珍しい呼び出しにアキラがノロの部屋へと駆けつけると、
そこには全身火傷の少女が横たわっていた――。
なかなかミステリアスな作品なんですが、それほどドロドロしてなくて
少年の気持ちの揺らぎが中心です。
アキラは顔も良くてモテる高校生。なぜかノロとは仲がいい。
ノロの母さんは夜のお仕事かな?アル中っぽくて子供を普通に愛せない。
アキラはアキラでノロの心配をしたり世話を焼くのは優越感なのか
よくわからない。私は優しさだと思うけどね。
作家さんが何を描いていいのか固まってない頃の作品ですから
物語としては弱いと思います。絵が今ほど完成されてない所が初々しい。
でも「スキップとローファー」で描かれているアダルトチルドレンや
高校生の友情とか今のベースになってる所が見受けられたわ。
田村君って明るいキャラも大事にされてるのね。
描き続けるって大事よね。
ここまで読んでくださりありがとうございます