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北海道太平洋側はスッキリしない天気が続いております。

 

さて、エリザべス1世のお母さんの物語の映画、観ました。

エリザベス1世のお母さんって悲劇的な最期だったのね。

 

教科書では「ヘンリー8世の宗教改革」と習ったけど、この映画を

 

観てたらもっと詳しく勉強したと思うわ。時すでに遅しw

 

 

英国のどんよりした気候や石造りのお城とか、湿度がある雰囲気が良かった。

 

俳優陣がとても豪華でビックリ! 今の主役クラスがチョイ役で出てたよ。

 

王様が姉妹の屋敷に立ち寄る場面、馬の行列が重厚で威厳があって、

 

実際もこんな感じだったのかなぁと見惚れました。

 

 

以前、映画「エリザベス」を観た時、強くて孤独な人だなぁと思ったけど、

 

母上もその上を行く劇的な人生なんですね。

 

 

昔、欧米の上流階級は女性に相続権が無くて結婚するしかなくて

 

意外と男尊女卑なので驚きます。

 

この映画でも権力欲満々の叔父(母の兄)がヘンリー王に姪っ子を差し出そうと

 

もくろむのよね。親父までも娘を既婚の王に差し出して金銭的にラクしようと

 

ノリノリという、あさましい叔父と父親なのです。娘に拒否権無し。

 

 

才気煥発な姉のアンではなく、控え目な妹メアリーを(結婚したばかり)を

 

王に差し出します。妹は金髪で豊満な女性だったとか。

 

スカーレット・ヨハンソン、意外と合ってたわ。

綺麗な人。

 

 

しかしヘンリー王が最低!メアリーが王子を出産した時にはアンにメロメロで

 

メアリーを冷遇。男児は私生児扱い。(映画ではアンのせいなんだけど)

 

離婚の為にカトリックを辞めちゃった王様。 ただの好色だね。

 

結局6回も結婚してるとか。子供への愛情も無いのかしらね?

 

映画の冒頭で出て来た少女(最初の王妃の子)って後のブラッディ・メアリーよね。

 

この子もヘンリーのせいで可哀相な人生になるのよね。

 

 

姉のアンが自業自得とは言え、斬首って気の毒すぎる。

 

王子を産まない王妃に価値無し、って時代なのね。

 

中国や日本の側室制度の方がまだ良かったのかと思えるわ。

斬首の際は斧ではなく剣を希望したとか。

 

まぁ、とにかくヘンリー王はじめ父親、叔父、姉妹の夫たちとダメ男の見本市w

 

唯一、メアリーを愛する男性が救いやったわ。

 

メアリーもまさか預かった姉の娘が女王になるとは思わなかったろうなぁ。

 

 

豪華な俳優、暗くて陰鬱な宮廷の様子、当時の衣装が楽しめる映画でした。

 

 

 

 

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