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奥嶋さんの「ババンババンバンパイヤ」が面白かったので
読んでみました。
1巻読み切りの作品。 私はこっちのほうが好きです。
アマゾンより
バリバリのヤンキー・トオルの前に現れたのは、容姿端麗なスーパー家庭教師・岸騎士(きしナイト)先生!! キシキシ先生によるあま~いお勉強の時間、始まりです!
ヤンキーで頭の悪い高校生(高杉トオル)は、心根は真っすぐで素直な生徒。
岸先生は決して否定せず、出来れば褒めます。
始めは警戒していたトオルも素敵な大人ぶりの岸先生に対して素直になります。
岸先生も天然なのでトオル君を大いにカン違いさせます。
先生にあだ名をつけても注意するどころか無邪気に喜びます。
(学校であだ名禁止なんてつまらん事を決めてアホみたいw)
岸先生が大人だから、先生だからと威張らないのが良いですね。
決してトオルを否定しない。
何故勉強しないといけないのか、たとえ話を交えて丁寧に説明します。
岸先生は常に三つ揃えのスーツを着て髪もキッチリしています。
(いい香りもしますよ~(*^-^*))トイレの後も花の香りがしますw
それはさておき、丁寧な言葉づかいで一人の人間としてきっちりと向き合って
貰ったらトオルならずとも嬉しいですよね。
だらしない恰好をした教師に服装云々言われても説得力がない(*´з`)
印象的なのはトオルが今までカッコいいと思っていたワルの先輩がダサく
見えてくる所。
勉強で知識を得て、素敵な大人の見本が現れたことでトオルの意識も
変わっていくんですよね。
もう一つ。何の目標も無かったトオルが大学に行って教師になりたいと
担任に相談したとき「無理だ」と馬鹿にして否定されるんです。
トオルは「お前らみたいな教師を見返すために教師になる!」と言い返します。
悲しいかな、日本の教育現場って夢を追う子供に冷水を浴びせるような教師が
居るんですよね。
話、逸れますが、英会話教室での事。友人が昔スチュワーデスになりたいと
担任に言ったら「身長が低いから無理」と言われて断念した話をアメリカ人講師に
言ったら講師は信じられない!と呆れてましたっけ・・・
岸先生はトオル少年に人生の指針を与えました。
BL風味も少しありますが、ほんのりなので嫌いな人も楽しめるでしょう。
読後爽やかなコミックでした。
試し読みできます↓
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