お立ち寄りありがとうございます


今日は寒いです!サブサブです><  なのにビビのシャンプーをしたり頑張りました。

そうそう、受験票の彼、見つかったらしいですよ~ヾ(@^▽^@)ノ(教室に落ちてたそうで良かった)


さて、小泉八雲の日本への壮大なラブレターとも言える「日本の面影」を読みました。

 挿絵もご本人が描きました。素敵ですね♪


初っぱなから日本への愛が溢れんばかりに描かれております。

漢字を見てはウト~リ(´∀`) 町並みを見てはウト~リ(´∀`) 足の形を見てウト~リ(´∀`)

こんなに明治の日本を愛してくれた外国人はラフカディオハーン以外に居ないのでは?と

思うくらい日本と日本人への愛と尊敬の気持ちを伝えてくれております。

かたや、西洋文明をそこかしこに見つけてはヾ(。`Д´。)ノ と眉をひそめております。

この時代の旅レポと言えば、以前このブログで「イザベラ・バード 日本奥地紀行」の感想を

書いたことがありますが

http://ameblo.jp/naratiba/entry-11571891995.html ←良ければ読んでみて下さい^^

男と女の目線の違いとイザベラの冒険家としての冷静で公平な視点に驚かされます。

男性の方がロマンティックなのかな? ハーンは日本に来るまでは苦労してますしね。


しかし、ハーンの贔屓目無くとも明治初期の日本は貧しくとも礼儀や道徳が浸透した国だと思い

ました。(武士の話には驚かされました)

まず、松江・出雲の描写が素晴らしいです。松江の教育現場の様子は今の教育にも必要とされ

るヒントがありました。教師は決して生徒をぶたない。(これ、意外でした) 打つような先生は

尊敬されず、また授業の内容が優れない場合は例えどんなに良い大学を出て偉い人の推薦状

が有ったとしても生徒達から正当な異議があれば辞めさせられたそうです。

反面、生徒は態度が悪い場合は放校処分です。(これは居なかったそうですが)

松江の町全体の教育レベルが高く、人々にも教育・道徳が行き渡っていた様子が分ります。


日本人の微笑みの理由とか、そこまで言われると恥ずかしい>< と思うくらい良い解釈を

してくれてるハーン・・・日本人の礼節、誠実さについて褒めちぎってくれてます(*゚ー゚)ゞ 

今の日本はもう、別の国かもしれませんね・・・


作中で唯一「かなり見目の悪い連中」と書かれたある村人が気の毒なんですが^^;

隣の漁村の若者は「美しい」と書かれているのに、ハーンさん辛辣・笑

当時は孤立した集落だと血が濃くなって顔が似てたんだと思います・・・。仕方が無いです。

外国人を見たときの村人の反応はイザベラの時と同じですね。人だかりです。



出雲大社のこと、各地に伝わる伝説、盆踊りの風景・・・幽玄、という言葉がピッタリな世界に

タイムトリップしたような気持ちになります。ノスタルジーを感じつつ、読み終わりました。

そして、またまた「蟲師」のアニメを見たくなってきました。


ここまで読んで下さりありがとうございます