できるだけ多くの事を聞くこと。
「多聞闕疑」(たぶんけつぎ。おおくきいてうたがわしくをかく。『論語』為政篇)この意味は、できるだけ多くの事を聞いて疑わしいものを省くこと。
今回は、寒山拾得(かんざんじっとく)図が浮かんできた。
「多」は、箒を持った拾得。
上部をしめて下部をどっしりと書いた。
2本の縦画と左側の縦画からの最終画の点を見ていただきたい。
「聞」は、巻物を持った寒山。
大きく展開した「もんがまえ」に「耳」をしめて書いた。
「多」の上部や縦画と比べていただきたい。
前回は、2023/8/18.